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石川編:技術書がそろう書店もあるよ――金沢の気候、住宅、交通、補給庫事情ITエンジニア U&Iターンの理想と現実(43)(1/4 ページ)

インターネットカフェで、アイスクリームを食べよう!――ご当地ライターがリアルな情報をつづる「UIターンの理想と現実:石川編」、第3回は金沢の気候やインターネットカフェの有無など、移住前に知っておきたい生活情報を、Iターン4年目のエンジニアがお伝えします。

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 こんにちは、北陸在住(石川県金沢)でテクニカルライター&プログラマーの平田豊(ひらたゆたか)です。北陸の魅力をお届けする「U&Iターンの理想と現実:石川編」、第1回は、金沢で仕事を探す際の注意点や企業インタビューなどの「ワークスタイル」を、第2回は、勉強会や交流会事情などの「エンジニアスタイル」を、お伝えしました。

 今回は、気候や住居、家電量販店など、金沢に移住する前に知っておきたい「ライフスタイル」をお伝えいたします。


白山市の手取川ダム。4月中旬には、まだ雪が残っていました(筆者撮影)

雨、風、そして雪――金沢の気候

 北陸地方には「弁当忘れても傘忘れるな」という古いことわざがあります。

 それほど雨がよく降るのです。1年を通して雨降りの日が多く、晴れていても突然雨が降り出すことがあります。金沢をはじめとして北陸地方に住むのならば、常に傘を持っておきましょう。

 傘は「富山サンダー」のような強いものを推奨します。

 強風の日が多いので、普通の傘では一瞬で折れてしまいます。その度に新しく買い直しているとお金が高くつきます。

 雨が多いことから湿気も多いので、加湿器は不要です。代わりに除湿機が必要といわれています。


金沢の雪景色

 北陸地方(石川、福井、富山)は「冬の時期は雪がすごい」というイメージがありますが、温暖化の影響か、年々雪が降らなくなっています。時々30センチ積もるぐらいの大雪が降るぐらいです。

 しかし、2018年は例外的な豪雪に見舞われました。最大で70センチも積もったので、車が駐車場から出せなくて会社に出社できない、食料も品薄になる、というひどいありさまでした。

 備えあれば憂いなし、筆者オススメの雪対策グッズを紹介します。

雪用の靴

高さが低い靴は、雪が靴の中に入り込んでぬれます。

長靴でも可です

スコップ

プラスチック製は折れるので、予備も必要です。

スノーブラシ

車に掛かった雪を払うのに必要です。

解氷スプレー

ガラスに張り付いた霜や氷を溶かすのに必要です。

地震、花粉、そして熊――自然災害

 北陸地方は雪と雨以外の自然災害は、ほとんどありません。地震もあまりありません。都心部と比べると花粉症の人が少なく、春にマスクをしている人はあまり見かけません。

 北陸は熊が出ることで有名ですが、よほど山奥まで行かなければ遭遇することはありません。ただし、餌を探して町中まで降りてきてニュースになることが時々あります。

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