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マクロ編:もう東京の下請けなんて言わせない――東日本大震災から7年目の「仙台」が目指すグローバル:ITエンジニア U&Iターンの理想と現実(44)(1/3 ページ)
外資系IT企業が、日本本社をあえて仙台にした理由とは?――ご当地ライターが、リアルな情報をつづる「UIターンの理想と現実」。マクロ編第3回は、IT先端エリアの1つ「仙台」を紹介します。
こんにちは、エンジニアのOFF TOKYO(東京にこだわらない働き方)の実現を支援する「シビレ」で、地方移住専門エージェントとして活動している豊田昌代です。
IT企業が地方に拠点を設立する際は、かつては西日本に人気が集中する傾向がありました。しかし最近、都内のIT企業の地方展開候補先として「仙台」の名前が挙がることが多くなりました。
「ITエンジニア U&Iターンの理想と現実:マクロ編」、第3回は、IT先端エリアの1つ「仙台」で、地域を盛り上げていこうとしている人たちを紹介します。東北の経済が集中する仙台市は、東日本大震災から7年の時を経てどう変わっているのでしょうか。
大手企業や外資、ベンチャー企業が拠点を置く、東北の雄
杜の都「仙台」は、東北地方最大の都市であり、東北地方から多くの若者が集まりにぎわっています。東京から新幹線で約90分と交通の便が良く、東京にあるものは大体そろっています。
東京へアクセスしやすく、東北の中心地であることから、「エリクソン・ジャパン」「日本アイ・ビー・エム」「マクロミル」「メルカリ」「メンバーズ」「楽天」など、名だたる企業が東北拠点として仙台を選んでいます。
さらに最近は、勢いのあるベンチャーや外資系企業が「あえて」仙台に本社を構えるパターンが増えました。
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