積極的に新規サービス開発に取り組んでいるSIerに、力を注いでいる理由や、訪日タイ人旅行者向け専用ネットワークサービスや専用iPhoneアプリを開発するプロジェクトの実状、採用技術、ツール、今後の展開などを聞いた。
グローバルを股に掛けたキャリアを築いてきたIT業界の先輩にお話を伺うシリーズ。今回はIT企業を4社立ち上げた経験を持つActifioのJim Sullivan氏に、マネジメントに必要なポイントや、エンジニアが良いキャリアを築くためのアドバイスを伺った。
2015年6月17日、スタートアップ向けコンテスト「MVP Award」の表彰式イベントが行われた。本稿では、その模様をリポートしよう。
今、クラウドファウンディングのKickstarterで「C.H.I.P.」という9ドルの小型PCが話題になっている。Raspberry Piなど、これまでも安価でオープンソースを活用したPCはあったが、それにクラウドファウンディングが加わることで新しいビジネスモデルが生まれそうだ。
「デザイン思考」がどのようのものなのかを紹介し、必要性やメリット、実践するための五つのポイント、企業内に浸透させていくための八つのポイント、参考動画や書籍などをお伝えします。
CTOとは何か、何をするべきなのか――日本のIT技術者の地位向上やキャリア環境を見据えて、本連載ではさまざまな企業のCTO(または、それに準ずる役職)にインタビュー、その姿を浮き彫りにしていく。第4回は「人と企業とのマッチング」を支援するビジネスSNS「Wantedly」の提供で急成長を遂げているウォンテッドリーのCTOでプログラマーの川崎禎紀氏に話を伺った。
4月15日まで応募受付中のスタートアップ向けコンテスト「MVP Award」について、企画した背景や思いなどを、企画したギルドワークスの代表者たちに聞いた。
労働者を一人でも雇っていれば労災保険の適用事業所になる。ではその労働者があなたの家族やパート社員だったら、どうだろうか?
スタートアップではいかにお金を使わずにプロダクトを開発するかは成功につながる大きなポイントとなる。コストを掛けずにプロダクトを作っていく上で、導入すべきツールをどのように使うかを数回に分けて紹介。今回は、開発プロジェクト向けチャットツール「Slack」の特徴を解説しプロジェクト管理ツール「Trello」や「GitHub」と組み合わせた活用事例を紹介する。
スタートアップではいかにお金を使わずにプロダクトを開発するかは成功につながる大きなポイントとなる。コストを掛けずにプロダクトを作っていく上で、導入すべきツールをどのように使うかを数回に分けて紹介していこう。
目的は「起業」でも「会計ソフトを作ること」でもなかった。かなえたいことを最適な方法で実現させる、そのためにfreeeを立ち上げた。
ノートパソコン1台で、数百万人に向けたサービスが作れる時代だが、何か大きなことを成し得ようと考えたときに、資金、場所、(優秀で経験のある)人材、時間(スピード感)といった要素はなくてはならない。それらに関して、起業する前に考えておきたい6つの疑問を提示する。
「リーン・スタートアップ(Lean Startup)」に、いま世界中の起業家たちが注目している。本連載では、スタートアップに興味のあるプログラマ向けに、リーン・スタートアップについて解説。
意外と知られていない会計の知識。元ITエンジニアの吉田延史氏が、会計用語や事象をシンプルに解説します。お仕事の合間や、ティータイムなど、すき間時間を利用して会計を気軽に学んでいただければと思います。
「人月による受託開発には限界がある」――SI企業で働いているエンジニアが考えた末に見出した「SaaSの新事業を立ち上げる」という道。社内SNSを開発、新規事業として社内ベンチャーを立ち上げた倉貫義人氏が「エンジニアとして自身が望む道」を語る。
DeNAは2009年以降、新作ゲームの開発体制に取り入れた、小さく経験が浅いチームに大きな権限を与えるやり方の内情を聞いてみた
こんな会社、辞めてやる! ――こんなときに提出するのは「退職願」「退職届」どちらだろうか? いつか来る退職の日のために、保険や年金、税金などの知識や手続きのポイントを紹介する。
「開業したいけれど、どのような手続きが必要か分からない」「資金はどのぐらい必要なの?」―― その疑問、お答えします。独立開業を目指す人必読。
未曾有の危機に座して死を待つ必要はない。不況期にこそイノベーションは生まれるものだ。ピンチをチャンスに変えたいエンジニアのための「独立入門」。
学生時代に起業を夢見たが、厳しい現実にやむなく断念。会社員として力を蓄え、自信が生まれたとき、夢は実現に向けて動き出した。
エンジニアにとって、限られた時間でWebサービスやアプリを開発するハッカソンはおなじみだが、それの“スタートアップ(起業)”バージョンをご存じだろうか?
「アプリやサービスを開発する技術はあるが、アイデアが出ない」という開発者たちのために、@ITで掲載したアイデアの発想につながる記事から抽出して22箇条としてまとめた。
先日、NHKの『仕事の流儀』で藤子F不二雄が取り上げられていた。その中で、「漫画家は普通の人であれ」という彼の信条が紹介された。自分と読者との間に共通点があればあるだけ共感を得られるのだからと。
特許というと、難しいものとお考えかもしれませんが、その基本的な考え方はシンプルです。特許法は「発明の保護」と「利用」のバランスを取ることで、発明を奨励して産業の発達を促進するための制度です。ここで「発明」を、大ざっぱにいうと「技術的アイデア」のことです
濃厚な3日間の詳細を見ていこう。金曜日の夜は「フライデーナイトピッチ」として、参加者がそれぞれのバックグラウンドや得意分野、スタートアップのためのアイデアを120秒でプレゼンテーションする。数は問わない。10だろうが100だろうが、まずは全員が持つ、すべてのアイデアを出し尽くす。
自分のキャリアを実現するためには人脈を広げる必要があると考え、起業家が集まるコミュニティに参加しました。本人は「ここでたくさんの起業家と知り合いになれれば人脈が広げられる。これで、独立にも一歩近ける!」と意気揚々でした。
シリコンバレーに憧れを抱いていた彼は、卒業後シリコンバレーに視察旅行に出かけた。そのときのエピソードが興味深い。CEOのメールアドレスを片っ端から推測し、会ってくれるようにメールを送ったという。「CEOに会うことは、簡単。メールアドレスを推測し、キャッチーな件名を考えて送るだけ」
エンジニアが自分で開発したものをプレゼンテーションする際に、必ず必要となる動画。10年前は、イラストやプレゼンテーションツールを使ってアピールしていたが、今は動画で伝える機会も多くなってきている
話題を集めるクラウドファンディングは、寄付型でも投資型でもない「購入型」が主流。商品を“開発する前に販売”して開発費用を集める逆転のシステムだ
読者の中には、自分の中に秘めたアイデアをクラウドファンディングを利用して形にしてみたいと考えている人も少なからずいるだろう。日本のクラウドファンディング事情を複数の事業者に尋ねてみた。
プログラマなのにハードウェアを作った鳥人間の久川さん、1人家電メーカーのBsize八木さん、クラウドファンディングを興したCerevoの岩佐さんが手軽になったモノづくりを語った。
Open Network Spaceで行われたミートアップで、Beautylishの共同創業者でありCEOのニルス氏に話を聞いた。
YCは2005年の創業以来、これまでに250以上のスタートアップに投資し、Dropbox、Reddit、Scribd、ZumoDrive、Heroku、Disqus、Bump、CloudKick、AirBnBなど多くのWebスタートアップを世に送り出してきた。
2009年度の日本国内IPOは20社にまで減少した。ピークである2000年に比べると実に10分の1であり、ここ20年でも最低水準だ。ベンチャー投資はこのまま衰退してしまうのだろうか?
技術投資の動向を把握するためには、定期的かつ定量的なリサーチが欠かせない。ビジネスや技術動向は口コミやWebサイトからの情報で入ってくるが、生資料を定量化することにより得られるベースがあるとないのとでは伝聞情報に対する理解度も変わってくるからだ
奇抜なビジネスアイデア、大まじめなサービスをメディアやベンチャーキャピタリストにアピールし、入札(ただし演出上の)するという、アプリ/サービスの公開オーディションだ。今風にいうと、「ピッチイベント」が当てはまるだろう。
TechCrunch Tokyo2012×MA8から、見どころをレポートする。スタートアップバトルとMA8の大賞受賞者には、それぞれ賞金として100万円が支払われた
NTTレゾナントは、このような取り組みを、NTTグループ各社とベンチャー企業が互いに成長しあうビジネススキームにしたいと考え、今後も活動を続けていくという。
3人のベンチャー経営者は、経歴や興味はバラバラでも、1つの共通点があるように見受けられた。それは、多くのルールに縛られる大企業のやり方との「差異」を強調していたことだ。ベンチャー企業ならではの自由さ、裁量の大きさを生かせる人材を求めている様子が伝わってきた。
「今日では、首都圏にいなくても仕事ができる環境がそろってきていますし、クラウドソーシングも普及してきましたから、これからは地方で働くワークスタイルがさらに浸透していくでしょう」
すてきなテクノロジ・ベンチャーを作るうえでは人材の育成も欠かせない。会社設立時は優秀な人がわっと集まっても、人を育てないといずれ競争力が低下する。
週に5日家族と食事をするために、組織と仕組みを徹底的に合理化した――「絵本ナビ」代表金柿秀幸氏が考える、仕事と家庭を両立する会社作りとは。
ストックオプションは「社員のモチベーションを上げる制度」と言われている。なぜモチベーションが上がるのか、制度の仕組みを解説
会社を立ち上げ、新しいオフィスを開くことになった。20年前なら電話回線を一本用意すれば十分だったが、インターネット時代のいま、最低限準備しなければならないネットワークインフラは何だろうか?
Web制作の現場は過酷、だけど、田舎に戻っても仕事があるかどうか……。そんなことを考えているうちに、また納期が迫り、今日も仕様の手のひら返しで残業? 「フラット化」した世界のノマドワークなら、そんなことを考える必要はないのかもしれない。
2013年3月1日、ものづくりを愛する起業家のためのコワーキングオフィス「MONO」が東京都臨海副都心にオープンした。
gooyaは2012年9月6日、スタートアップ企業やエンジニアに向けた起業家支援スペース「gooya CREATOR’S HUB」を渋谷にオープンした……
現在、シリコンバレーではエンジニアの人件費が高騰しているという。具体的には、時給200ドル、年俸40万ドルといった数字だそうだ。その中で発達してきたのが、不特定多数の人に業務を委託する「クラウドソーシング」という雇用形態。
ランサーズは2月20日、フリーランスのスキルや実績を格付けするサービスを開始することを発表した。クラウドソーシングサービス「Lancers」の中でフリーランスの経験を相対的に評価される指標を作り、より働きやすい社会を作っていくことを目指すという。
sinsai.infoの基盤は、オープンソースの情報集約ソフト「Ushahidi」(ウシャヒディ)とクライシスマップだ。Ushahidiは、ハイチやニュージーランドの震災の際にも活用されたクラウドソーシングツールで、Webやメール、ソーシャルメディアで寄せられた情報を集約し、地図上にマッピングして表示する機能を提供する。
海外のスタートアップで「Full Stack Engineer」の求人を出しているのを、以前より多く見かけるようになっているそうです。要するに、インフラからミドルウェア、モバイル、デザインまで、あるいは設計からプログラミング、デプロイまで、何でもこなせるエンジニアが求められているわけです。
数年前にベンチャー企業の三三に転職しました。よく、いろいろなところで、「SI からWeb系ベンチャーに転職したいんだけど……」という話を聞くので、その辺りで私が感じたことや考えたところを紹介してみたいと思います。転職を考える方々の参考になれば。
日本料理のレシピを海外に紹介するアプリ「Ippin」。初物づくしのアプリ開発を成功させた秘訣をディレクターに聞いた。コミュニケーションツールやドキュメントに盛り込んだ数々の工夫とは、どんなものだったのだろうか。
昨今、「リーン」という言葉がソフトウェア開発や経営の世界で1つのキーワードになっている。では、そもそも「リーン」とは何か? アジャイル開発の国内第一人者である平鍋健児氏が、リーンの本質と、本質に触れるための関連書籍を紹介する。
リーンソフトウェア開発の著者であるポッペンディーク夫妻は、開発者の思考停止時間や、コンテキストスイッチ時間(頭の切り替え時間)といったムダを排除することが重要であると述べています。これらのムダを排除し、より賢く働くことを可能として、開発者とチームのクリエイティビティを最大化するアジャイルプロトタイピングツール、これこそがRoRです。
「爆速」をスローガンにスピード感のある事業運営を目指すヤフー。同社のソフトウェア開発の現場ではどういう取り組みが進められているのか。これを同社CMO室の河合太郎氏が講演で話した。
「リーンスタートアップ」を体現するものとして注目されているヤフーの「爆速経営」。その活動の中身とは意外なまでに地道でひたむきなものだった。
リース氏は、組織の規模に関係なく、リーン・スタートアップが可能だとする。そのうえで、「スタートアップとは実験と同義だ」という。そして、長い時間を掛けて「完成品」を企画し、開発するのでなく、必要最小限の機能だけでできるだけ早く提供を始め、ユーザーからのフィードバックを受けて次の機能強化や改善を施して次のバージョンを提供するというサイクルを、高速に回していくことが成功への道だと説く。
リーンスタートアップにせよ、37signalsにせよ、こうした素早いリリースや、プロダクションと自分たち向けの検証用のベータ環境を切り分けた環境のリリースを実現するには、素早く、安定し、コントロールされたプロセスが必要となります。
1つ目のメリットはまさに、リーンスタートアップで説かれているスタートアップが成功するために目指すべき姿そのものです。これは言い換えれば、「継続的デリバリを正しく理解し、チームで実践するには、技術的な側面だけにフォーカスするのではなく、ビジネス面で生み出す価値を視野に入れた形で推し進める必要がある」ということです。
(「リーン・スタートアップ」などの)リーンなコンセプトがビジネスに浸透してきた。まず限定的な機能を提供しつつ、ユーザーを巻き込みながら徐々に充実を図っていくといった、製品展開に関する新たな考え方もある。
NTTドコモは「しゃべってコンシェル」でAWSを使っている。re:Inventのセッションで英語による講演を行った同社執行役員で研究開発推進部長の栄藤稔氏は、大組織の中で、クラウドネイティブな開発と運営を進め、リーン・スタートアップの文化を醸成できたのは、AWSのサービスを使ったからだと話した。
クラウドコンピューティングを使うと、サービス立ち上げ時のコストのあり方が様変わりする。極端な話、個人の優秀なエンジニアが、一人で立派なサービスの立ち上げが可能になる。
「グロースハッカー」というITエンジニアの新しいキャリアが話題になっている。果たしてどのような職種なのか? グロースハッカーの定義、具体的な働き方、必要なスキルなどを探る。
現在、さらに広いマーケティングやビジネスといった側面へのゲーム利用を目指す中で「ゲーミフィケーション」という言葉が使われるようになってきているとした。
スタートアップ企業は、まずは1つの数字をとにかくじっくり見ることから始めるのがよいと提案する。例えば、物理学者は難しい問題をそのままでは解けないのだそうだ。難しい問題が提示されたらどのようにするのかというと、答えは「難しい問題を簡単な問題にし、それを解く」そうだ。そのほうが短時間で問題を解決できるという。
あなたは、Web解析をうまく利用できていますか? 指標の意味を理解し、ひとつひとつの要素を分析していくことが重要です。サイトの運営戦略に役立てる方法を伝授します。
本連載では、全5回でWindows Azure WebサイトとWebMatrix 3によってWordPressをカンタンに導入し、キャンペーンサイトを構築して運用するノウハウを解説する。
Windowsストアに310個のアプリを公開した筆者が、実体験を交えながら日本マイクロソフト提供の「アプリのプロモーション〜 初めてガイド〜」を読み解いていく。iOS/Androidアプリ開発者もご参考に。
これからスタートするWebサイトが押さえておくべきSEO6カ条。SEOで成功したフォートラベルの山路氏が伝授する
ブログやSNSでの商品の評判が、マスメディアによる広告と同等か、生活用品や美容品などジャンルによってはマスメディアを超える影響力を持ち始めた。それに伴い、ネット上の“口コミ”をマーケティングツールとして使う動きが活発になっている。
もはや「無料が当たり前」のWebサービス。しかし提供側は「無料」のままでは継続できない。いかに収益化するかに頭を悩ませていることだろう
事業で成功体験がある投資家が厳選したベンチャー企業に最初から大きな資金を供給する。優秀な人を集めたベンチャー企業はその資金を元に開発研究に集中。当初の潤沢な資金は開発期間の経過とともに減少する。そしてめでたく開発が終わり、サービスをリリースすると次第に資金が増えていく。これが「穴を掘る」型のビジネスだ。
AirBnBを通して実際にユーザーが利用するようになるまでに1年半かかっているが、その間、これが成功するビジネスモデルだということを疑ったことは1度もなかったという。
37signalsのように、少人数で推定数億円規模の売り上げではないにしろ、1人か2人で良いWebビジネスを築き、継続してサービスを提供するようなものを、最近は「ライフスタイル・アントレプレナーシップ」などと呼んだりしますよね。
「うちが作ったものは、すべてヒットしますよ」気負った風もなく、当然のことのようにそう言い切るのは、2012年8月に法人登記を済ませたばかりのベンチャー企業、トライフォートの共同創業者の1人、小俣泰明氏だ。自信たっぷりに言い切るのには理由がある。
当初のプロダクト(アイデア)に市場がないことが分かって路線を変更したり、全く違うアイデアに取り組むことも少なくない。そうした路線変更を“ピボット”と呼ぶ。最近は、このピボットをどれだけ素早く、数多く行えるかが、スタートアップ成功の秘訣の1つとまで言われるようになっている。
あるアイデアがうまくいかないと分かったときに、やり方を変えることを、リース氏は“ピボット”(pivot:旋回)と呼んでいる。Y Combinatorのスタートアップにも、ピボットを2度、3度と経験して始めて離陸した会社が少なくない。ZumoDriveも、そんな1つだ。
「今ほど起業に適した時期はない」。日本で4社を立ち上げたプログラマ社長による「エンジニア、起業のススメ」。
学生時代に起業する人は決して多くはない。成功する者は、ほんの一握りだ。それでも、自らの能力やアイデアを武器に起業する学生は存在する。学生起業の実態とはどんなものなのか、学生起業には何が必要なのかを解説する。
高い技術力があれば、スモールスタートでも社会から必要とされる。「サーバが100台必要なら、システムを100倍速くすればいい。ちょっと頭をひねれば100倍くらいは速くなる」(西川氏)。
米トレジャーデータのCTOを務める太田一樹氏にインタビューする機会を得た。プログラミングを始めたきっかけや、Hadoopとの出会い、起業についてなど、28歳の若手起業家の素顔に迫った。
リーンスタートアップというと「スピード」や「効率」といった点が目を引く。だがその本質は、全てのビジネスにおいて重要な鍵となるものだ。
「社会起業ばやり」もそう。社会に貢献する活動を起業すること自体にあまり意味はない。起業はあくまでアクションであり、ハウツー。大事なのは、What。それで何をするのか。社会をどう変えるのか。その中身とボリューム。あくまで成功したかどうかが肝心だ。起業家個人は業績で評価しないとね。
IT業界における米国企業の多さには慣れているつもりだが、フレッシュなアイデアと実行力を兼ね備えた米国発のベンチャー企業と接する機会があると、改めて「こうした企業はなぜ、まだ日本から出てこないのだろう」と思うことがたまにある。IT業界で米国発だとか日本発だとか気にすることはないのかもしれない。しかし日本人としては、このことを完全に無視するわけにもいかない。
FacebookやTwitterの共同創業者など、米国の起業家らがこぞって注目する「マインドフルネス(Mindfulness)」というムーブメントがある。日本ではあまり聞き慣れないこの言葉、一体どんな概念なのだろうか?
「Webの世界の競争はグローバルで非常に厳しいですが、BUYMAのようにちゃんと黒字化することができます。特殊な能力があるとか特別なことをしたということはなく、情熱とアイデアを元に動き出したこと、諦めなかったことが大きいと思います」