管理ツールだけに頼るのではなく、OSやメモリ、ストレージなどの知識を駆使した現代的なデータベースのチューニングテクニックとは?
組織の重要な資産の一つである「データ」を支えるデータベースシステム。本特集ではハード面からデータベースシステムを最適化、高速化する手法を紹介。今回はフラッシュストレージの使いどころを探っていく。
データベースパフォーマンス改善の取り組みでは、システム全体の中でどこに着目するかで、その後のコストや運用工数は大きく変わる。企業におけるデータベースパフォーマンス改善の取り組みから、「発想の転換」の実例を見てみよう。
今回は、2015年9月11日に開催した@IT編集部主催セミナー「DB高速化道場」から、Oracle Databaseの性能改善を題材にした二つのセッションをリポートする。データベースパフォーマンス改善のトピックではあるが、運用改善にも効果が期待できる内容だ。
PCIe型フラッシュストレージも大容量化が進み、価格がこなれてきた。標準プロトコルか独自ドライバーか、実績か先進機能かと、選択肢が増えてきた魅力的なデバイスといえるだろう。新「Arrowhead」採用のハイエンドデータベースサーバーでの適用も。
管理ツールだけに頼るのではなく、OSやメモリ、ストレージなどの知識を駆使した現代的なデータベースのチューニングテクニックとは?
DBパフォーマンスを改善するハードウエア技術を紹介したイベントから、鍵となるテクノロジーをダイジェストで紹介する。
フラッシュストレージアレイの登場、最新バスやストレージコントローラー規格の登場、大容量メモリの普及など、データベースと記憶装置にまつわるハードウェア事情はここ数年で大きく変化しつつある。運用やチューニング環境を考える上では、こうしたハードウェアの進化はもちろん、製品実装技術にも深い理解が必要だ。編集部主催セミナーを基に、多様化するデータベース周辺のハードウェアのうち、フラッシュストレージとの組み合わせ方についての最新情報を紹介する。
データ分析の大半は時系列データが対象。ならば、データの持ち方や処理の方法、使い方にひと工夫を。今回は工夫をした2製品をウォッチ。
フラッシュ(半導体メモリ)ストレージは、企業におけるデータベースの運用にどのような効果をもたらすだろうか。データベース高速化という目的では、どういう判断基準でどのようなフラッシュストレージ技術が選ばれるのだろうか。
The Microsoft Conference 2012のDB関連セッションや、database.comサービスの勘所をウォッチ!
米EMCは2015年5月6日(米国時間)、ラスベガスで開催中の「EMC World 2015」で、同社が開発中のフラッシュ装置「DSSD」の実機を公開。新カテゴリの製品であることをアピールした。
米サンディスクは3月3日(米国時間)、GB単価1ドルを切るオールフラッシュストレージ装置、「InfiniFlash」を発表した。ビッグデータフラッシュという新たなカテゴリを開拓する製品だという。
日本IBMが4月12日に発表したオールフラッシュストレージ「IBM FlashSystem」は、専用フラッシュメモリモジュールを使い、独自設計のFPGAフラッシュコントローラを搭載するなど、ハードウェアによる制御・転送によって高速化を推し進めた製品群だ。高い密度も特徴となっている。
富士通の垂直統合型システムはSymfowareの利便性とOSSの拡張性を両立させた構成になるようだ。
「Oracle Super Cluster T5-8」が発表された。Exadataの高速処理ロジック、SPARCサーバの性能・拡張性を併せ持つ構成で市場展開する。