前回の「2007年春の無線LAN用語ばっちり講座」に引き続き、今回は大人気のニンテンドーDSから無線LANセキュリティを考えてみます。無線LANの設定では避けることのできない無線LANセキュリティ用語を5分で学びましょう(編集部)
前回は、無線LANの規格について簡単に紹介しました。今回は無線LANのセキュリティの技術を5分で解説したいと思います。
さて、筆者は最近ニンテンドーDS Liteを手に入れてゲームばかりをしています。@ITの記事のアップが遅れて、担当さんからの催促におびえる日々を送っています(笑)。DSに触れてみて驚いたのが、なんとデフォルトで無線LAN通信ができることです。
ケーブルをつながなくてもほかのユーザーとデータ交換ができたり、遠く離れたユーザーと対戦をしたり、まるで未来の機械です。
Wi-Fi接続を設定するときに「SSIDやWEPキー」など聞かれます。SSIDやWEP、WPAなどよく聞く単語ですが、いったいそれはどういうものなのでしょうか? ノートPCのみで家庭内無線LANを構築するときは、何も考えずに「一番安全」とされる設定を使えば問題ありません。しかし、ニンテンドーDSを使う場合は「ある問題」のため、「一番安全な設定」が使えないのです。いったいそれは何なのか? 無線LANセキュリティ技術の基礎を解説しながら、安全な接続方法について見てみましょう。
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