NECは4月3日、大学や専門学校など教育機関向けのeラーニングを集めて紹介・販売するWebサイト「Contents Cafe」(コンテンツカフェ)を開設した。
提供するコンテンツのジャンルは5個。TOEICテスト対策や外国人向けの日本語教育を行う「語学」、大学教育を受けるための基礎学力として、小中高レベルの教育を学べる「リメディアル」、オフィスソフトなどコンピュータの基本的な使い方を学習できる「リテラシー」、ビジネスマナーや法令順守に関する知識を身につける「就職活動」、組込み用ソフトウェア技術者の育成を目的とした「ソフトウェア開発」だ。コンテンツ数は約80本。
大学の講義・授業では対応しきれない領域をeラーニングで扱い、学生の基礎学力向上を目指す。
eラーニングのほかにASP版も提供している。同社の狙いは、教育機関向けeラーニングシステム「i-Collabo.LMS」(アイコラボ・エルエムエス)のASPサービスの強化。Webサイトの開設はその一環としている。
同社は、2010年度には提供ジャンルを20個、コンテンツ数を500本に増やし、教育機関150校への販売を見込んでいる。
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