レノボジャパンは8月18日、エンジニアと実際に開発を行う理工系学生向けのインターンシップを開始したと発表した。同社がインターンシップを行うのは初めてという。
第1回目は、機械、電気、電子、情報系を中心とした理工系学生(学士課程3年生、修士課程1年生・博士課程2年生)を対象に、日本人学生と、日本の大学に留学しているスリランカ、マレーシア、ベトナム、台湾人学生の合計9人が参加する。選考は、志望理由や語学力のほかにLSI設計や論理回路、プログラミング経験などのスキルを問う応募書類と面接で行った。学生は希望の職種を選ぶことができる。
期間は1〜4週間。時給1000円、交通費、地方在住学生は宿泊施設(一部自己負担)を支給する。場所は、ThinkPadの研究開発拠点である大和事業所。実習内容はThinkPadのソフトウェア開発、機構設計、電機設計、ノートブックPCの評価など。
同社は、学生がレノボジャパンのエンジニアと実際に開発作業を行うことで、グローバル企業で働くことの具体的なイメージをつかむことができると考えている。レノボは、中国(北京、上海など)、米国(ノースカロライナ州ラーレイ)、日本(神奈川県大和市)の世界3カ所で研究開発を行っている。
同社は、就業体験型インターンシップの取り組みが組織の活性化や優秀な人材の育成にも寄与するとして、今後も継続していく予定としている。
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