鈴木正朝、高木浩光、山本一郎、板倉陽一郎の4人による「プライバシーフリーク・カフェ」を開催します。
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開場時間を18時30分に変更しました
一般枠、メディア枠、共に定員に達しましたので、募集を終了いたします。報道関係者は、当日名刺2枚をもってご来場ください
Suica事件、リクナビ事件を踏まえて、現行個人情報保護法の何が問題かが見えてきました。
これからの社会はデータエコノミーがけん引する時代です。果たして、政府の主張する「日米欧データフリーwithトラスト」は実現できるのか。EU(欧州連合)とのGDPR(一般データ保護規則)上の十分性認定の維持は大丈夫なのか。
個人情報保護法を中心に法的基盤整備をいかに図っていけるかが、一つに日本が経済大国として今世紀も生き残っていけるかの大きな試金石になるに違いありません。
内では、少子高齢人口減少も本格化して、国と地方の関係の見直し、社会保障制度の維持が課題となり、多くの問題はさっさっと解消しておかねばなりません。外には、香港の騒乱に見るように覇権国家の圧力が押し寄せており、世間が目をつぶってきたナショナルセキュリティの問題に否応なく直面する機会が増えてきます。
こうした時代背景の下に、個人情報保護法の3年ごとの見直しによる法改正がどこに向かっていくべきなのか。まずは直近の改正、そしてその次の改正についての課題を、鈴木正朝、高木浩光、山本一郎、板倉陽一郎の4人が、時間いっぱい自由闊達に語り尽くします。
「プライバシーフリークの会」は、Tポイント共同利用問題、Suica履歴データ無断提供事件など主にプライバシー、個人情報保護法上の問題をネットやメディアで提起した――いわゆる炎上してしまったことから、一部経済界から「プライバシーフリーク」がニッポンのビッグデータビジネスを滅ぼすと批判されたことをきっかけに、鈴木正朝、高木浩光、山本一郎の3人が集まって結成したことに始まります。入会審査はなく、主張に共感する者は、誰もが勝手に入会できるネット上の緩い紐帯です。
プライバシーフリーク・カフェ(PFC)は、2014年に神田すずらん通りの「サロンド 冨山房 Folio」という喫茶店をお借りして、個人情報保護法について自由気ままに、そして真面目に放談するセミナーを開いたことから始まりました。
口コミやネット配信閲覧者によって、一部かいわいでご好評をいただき、大きな会場でのパネルなどにもお声が掛かるようになり、書籍「ニッポンの個人情報」の出版にもつながりました。
PFCは、危機感をもって社会に問題提起すべく緊急開催したり、関心のあるテーマの考察が深まったところで突然思い立ったように開催したりしています。2016年には新たに板倉陽一郎弁護士も加わり、GDPRなど国際的問題や、消費者保護問題など含めて、より詳細に、より正確に、かつ実務的に問題提起と検討を行っています。
日時 2019年12月2日 19:00〜20:30(開場 18:30)
会場 アイティメディア
東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル
定員 先着40人
会費 無料(要 アイティメディアID登録)
主催:プライバシーフリークの会
協力:アイティメディア
参加希望者は、アイティメディアIDに登録の上、下記よりお申し込みください。定員は40人、先着順です。
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