ハッカー(hacker)とは、コンピュータ、ネットワーク、ソフトウェアなどの情報技術に精通し、突出した創造力と発想力を駆使して技術的課題を解決することができる人を指す。
ハッカー(hacker)とは、コンピュータ、ネットワーク、ソフトウェアなどの情報技術に精通し、突出した創造力と発想力を駆使して技術的課題を解決することができる人を指す。
今や当たり前となったインターネットやPC、スマートフォンなどは、過去にハッカーが創出した技術が基盤となっていることが多い。そのため、本来は「卓越した能力を持ったプログラマー」の尊称として使用される。しかし、情報技術を悪用して侵入、破壊、盗聴のような不正を行う人もハッカーと呼ばれることがある。
このため、自身の持つ技術を破壊的、犯罪的な行為に利用する者を「クラッカー(cracker)」「ブラックハットハッカー」と呼び、ハッカーとは呼称を区別する動きもある。また、生産的、善意的な行為に技術を役立てるハッカーを、特に「ホワイトハットハッカー」「ホワイトハッカー」と呼ぶ場合もある。
【2004/1/1】初版公開。
【2018/7/9】最新情報に合わせて内容を書き直しました(セキュリティ・キャンプ実施協議会 著)。
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