今回は、ファイル検索を素早く行うGotofile、Wiki形式で個人用のメモが取れるWiki Editor、Emacsの編集機能をEclipseのエディタに追加するEditorEnhanncementsプラグインを紹介します。
Eclipseを利用して開発を行う際に、プロジェクトで管理するファイル数が膨大になると、開きたいファイルをパッケージエクスプローラから選択したり、エディタを切り替えるといった、閲覧したいファイルを表示する作業が頻繁になり、作業時間をとるようになります。
Gotofileプラグインは、その問題を解決する、ファイルを検索/表示するのに便利なプラグインです。Eclipseにもファイルの検索機能がありますが、Gotofileプラグインはファイル名による検索に特化しており、インクリメンタルな検索やファジー検索が用意されています。ファイル名の一部を入力するだけで、素早く目的のファイルが開けます。
■特長
・素早い検索
[Ctrl]+[Atl]+[n]キーを押すと検索窓が表示され、その窓にファイル名もしくはファイル名の一部を入力するだけでマッチするファイルを表示できます。
・シンプルなインタフェース
検索テキストを入力するだけのシンプルなインターフェイスのため、使い方を覚える必要がほとんどありません。
・ファジー検索
途中のスペルが抜けていてもスペルが近いファイルを検索候補として表示します。
■入手方法
下記のGotofileプラグインのサイトからダウンロードします。
Eclipse 3.xを利用している場合は、V1.3.3をダウンロードします。
■使い方
gotofileプラグインをインストールすると、[Ctrl]+[Atl]+[n]キーでクイックサーチ窓(図1)が開き、ファイル名の一部を入力すると、マッチング候補のファイル一覧が表示されます。
途中の文字が抜けていてもファジー検索により候補ファイルを表示します。例えば、SVNPreferancesPage.javaは「SVNPFP」と入力するだけで、候補として表示されます。
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