Windows Update/Microsoft Updateを使用して各種の更新プログラムを適用すると、それをアンインストールする必要が生じた場合に備えて、更新前のファイルをバックアップする。これらは「%SystemRoot%」以下に、「$NtUninstallKB*$」という名前を持つフォルダを作成する方法で実現している。これらはアンインストールを行わなければ不要なものなので、更新ファイルの適用で問題が生じなければ削除してよい。そのほか、Windows Updateを実行した際に出現するダウンロード・キャッシュなどについても削除できる。ただし、直近に作成されたものについては、更新プログラムの適用によって障害が発生した場合に元に戻せるようにするため、残すことが推奨されている。
更新プログラムのアンインストール用フォルダ Windows Updateによって更新プログラムを適用すると、「%SystemRoot%」以下に「$NtUninstallKB951066$」といったフォルダが作成されて、アンインストール用のファイルが保存される((1))。30日以上前のものであれば、削除しても問題は生じないだろう。