米Oracleは3月13日、プライベートクラウド構築のためのインフラ管理ソフトウェアを手がける米Nimbulaを買収することを発表した。
米Oracleは3月13日、プライベートクラウド構築のためのインフラ管理ソフトウェアを手がける米Nimbulaを買収することで合意したと発表した。
NimbulaはAmazon EC2の開発チームが創業したベンチャー企業。Oracleは発表文の中でNimbulaの技術について、「プライベートとハイブリッドのクラウド環境において、サービス提供のためのインフラリソース管理や品質と可用性の管理、ワークロード管理を支援する」と説明し、Oracleの製品を補完するものと位置付けている。
Nimbulaの製品はOracleのクラウド製品に統合される見通し。買収完了は2013年上半期に完了する見込みだ。
Oracleはクラウドサービス「Oracle Cloud」の展開を進めており、2012年10月に米国で開かれたOralce Open World 2012ではIaaSへの参入を表明するとともに、「Oracle Private Cloud」などの新サービスを発表している。
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