まだjQuery Mobileを触ったことのないWeb制作者向けに、基本的な利用方法を学びながら、jQuery Mobileを使った簡単な企業サイトの構築の仕方を解説していきます。今回は、開閉式/アコーディオン式コンテンツ、画像のマルチデバイス表示、グリッドレイアウト、Googleマップの表示などを紹介します。
前回の「スマホ向けサイト制作の実装&使えるTips10選」では、お知らせページの作成を進めつつ画面遷移の制御、ボタンに関する細かな指定、ナビゲーションバー、リストの検索フィルタ、基本的なHTMLスタイルと固定ポジションモードについて紹介しました。
今回は以下のような「サービスページ」「企業情報ページ」の作成を進めつつ「開閉式とアコーディオン式コンテンツ」「ビジュアルの表示」「コンテンツのレイアウト」「Googleマップの表示」について紹介していきます。
前回と同じですが、以下にサンプルファイルを用意してあります。ダウンロードして利用してください。
この記事では前回と同様、すべてのソースコードは掲載せず、ポイントとなる部分を紹介していきます。サンプルサイトとサンプルソースコードを確認しながらポイント部分を読み進めてください。
また、スマホ向け企業サイトに使える実践的なコード例も出てきますので、参考にしてください。下記リストはリファレンス的に使えるように、インデックスになっています。
まずはサービスページの設計から始めましょう。全体の構成、ファイル構成、各種画面構成を決めます。
サービスページは受け皿となるトップページに、ソリューションの詳細となるページが3つ用意されています。サービストップには自社のアピールポイント、その下にソリューションと外部に用意されたサービスページへのリンクが設けられています。
具体的には以下のようなページ構成です。
全体構成が、そのままディレクトリとファイル構成になります。
サービスのトップ画面ではヘッダにホームへ戻るボタンを配置し、アコーディオンを使いスペースを節約したアピールポイントの紹介、リストビューを使った各ソリューションの詳細へ遷移させます。
ソリューションの詳細ページでは、ヘッダにサービストップへ戻るボタン、さらに右側にホームへ戻るボタンを配置します。コンテンツ部分はアコーディオンを使ったポイントの紹介と文章を載せ、最後にお問い合わせへ誘導するためのボタンを配置します。
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