米Twitterが広告主向けに提供していたツイート解析ツールを、一般ユーザー向けにも無償で提供し始めているという。The Next Webが6月13日付で伝えた。
米Twitterが広告主向けに提供していたツイート解析ツールを、一般ユーザー向けにも無償で提供し始めているという。The Next Webが6月13日付で伝えた。
このツールは、米広告会社SHIFT Communicationsの幹部が発見してブログで報告した。Twitter画面の設定ボタンから「Twitter広告」を選択すると広告用のホームページが表示され、画面上部の「Analytics」のメニューから「Timelineアクティビティ」が選択できたと伝えている。
このページには、過去3日間のメンション数とフォロー数/フォロー解除数を示すグラフが表示され、各ツイートごとにお気に入り、リツイート、リプライなどの回数が参照できたという。
また、ツイートに含めたリンクがクリックされた回数もチェックでき、こうした統計をCSVファイルとしてダウンロードすることも可能。フォロワー数の変遷や、フォロワーの関心事、地域、性別といった分類も表示されていたという。
The Next Webによると、Twitterの広告ダッシュボードはこれまで、主に広告ディスプレイ枠を有料で購入した企業などのユーザー向けに提供されていた。
しかしTwitterは4月から、セルフサービス式の広告プラットフォームを米国内の全ユーザーが利用できるようにしており、今回の解析ツール提供で、ユーザーは自分のツイートの人気度やパフォーマンスをチェックすることも可能になる。
ただし現時点でこの解析ツールが利用できるのは、まだ一部ユーザーに限られる模様。Mashableによれば、Twitterは同ツールについて、まだ幅広いユーザーへの提供に向けた「実験」を行っている段階だと説明しているという。
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