シマンテックと共同通信デジタルは、Webページ単位の認証サービスを開始する。参議院議員選挙でインターネットを利用した選挙活動が解禁されるのをひかえ、なりすましの防止を目的とする。
シマンテックと共同通信デジタルは6月25日、Webページ単位の認証サービスを開始すると発表した。7月に行われる予定の参議院議員選挙でインターネットを利用した選挙活動が解禁されるのをひかえ、なりすましの防止を目的とする。
SSLを利用するなどの従来の第三者機関による認証サービスはドメイン単位だったのに対して、今回発表されたサービスは、例えば候補者のWebページやSNSアカウントといったWebページの単位で認証する。認証済みのページには「マイページトラストマーク」と呼ぶ、シマンテックと共同通信デジタルが発行する認定シール(画像)がはり付けられる。
さらに7月5日には、共同通信デジタルは「THE OFFICIALS」と呼ぶ、認証済みページの一覧サイトを開設する予定。当初は参議院議員選挙の候補者を主な対象とし、今後は芸能人や企業の代表者などにも広げたい考えだ。
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