元VMware COOで、Pivotalの幹部でもあったトッド・ニールセン氏がHerokuの新CEOに就任、PaaSビジネスをけん引する。
米Salesforce.com傘下でPaaSサービスを展開する「Heroku」は6月26日、VMWareの元COO、トッド・ニールセン氏を新CEOに起用したと発表した。Herokuの公式Webサイトでアナウンスされている各種報道の情報による。
ニールセン氏は米マイクロソフト、BEA Systems、米オラクルなどの幹部をへて、2013年1月からVMwareとEMCが設立したベンチャー事業Pivotal Labsでポール・マリッツCEO直属の幹部を務めていた。PivotalではCloudFoundlyを推進しており、商用PaaSサービスという点において、Herokuとは競合する位置づけと考えられている。
一方、HerokuのCEOは、バイロン・セバスティアン氏が2012年9月に辞任して以来、空席になっていた。
ニールセン氏は、CEO就任に際して「Herokuチームは魅力的なバリューポジションを持った素晴らしいプラットフォームを構築してきた。そのチームに加わって、クラウドコンピューティング市場を形成し、変革させながら我々の成長加速を後押しできることに胸が高鳴る」とコメントしている。
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