米マイクロソフトは、Windows Azureのイメージギャラリーを通じてOracleの主要ソフトウェアの設定済み仮想マシンイメージを提供すると発表した。
米マイクロソフトは2013年9月24日、Windows Azureのイメージギャラリーを通じてOracleの主要ソフトウェアの設定済み仮想マシン(VM)イメージを提供すると発表した。同年6月に発表した両社の提携に基づく措置となる(関連記事「MicrosoftとOracleがクラウドで戦略提携」)。
設定済みのVMイメージは、Oracleのソフトウェアライセンス込みで提供される。Windows Server上で「Oracle Database」や「Oracle WebLogic Server」、「Java Platform SE」などをさまざまに組み合わせて運用可能である。
プレビュー期間中は、これらのイメージを追加料金なしで利用できる。プレビュー期間終了後は、月間のVM運用時間に応じて従量課金される。
このイメージを使えば、開発やテスト、さらには企業のOracleアプリケーションのスケーリング用に、コスト効率の高いクラウド環境を手早くプロビジョニングできるとMicrosoftは説明している。
Oracleはさらに、Windows Azureのイメージギャラリーで「Oracle Linux」や「Oracle Linux with Oracle Database」、「Oracle Linux with WebLogic Server」の提供も開始した。こちらは、各製品のライセンスを持っている顧客が利用できる。
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