米Amazon Web Servicesは2013年10月31日、ブラウザからAWSのサービスに直接アクセスできるアプリケーションを構築するためのSDK「AWS SDK for JavaScript」の開発者プレビューを公開した。
米Amazon Web Services(AWS)は2013年10月31日、サーバサイドでコードを記述することなく、ブラウザからAWSのサービスに直接アクセスできるアプリケーションを構築するためのSDK「AWS SDK for JavaScript」の開発者プレビューを公開した。
AWS SDK for JavaScriptは、ブラウザやサーバサイドNode.jsコードと同じプログラミングモデルを使っている。同SDKで構築したアプリケーションは、サーバサイドのコードを書くことなく、「Amazon S3」「Amazon SQS」「Amazon SNS」「Amazon DynamoDB」の各サービスを直接呼び出すことができるという。
各サービスとも全機能へのアクセスをサポートし、S3のバケット作成、メッセージキューの管理、DynamoDBテーブルの作成やクエリといった作業が可能だ。
利用するにはHTMLファイルに
<script src="https://sdk.amazonaws.com/js/aws-sdk-2.0.0-rc1.min.js"></script>
というタグ付きの記述を追加する。リッチでインタラクティブなアプリケーションを作成するには、jQueryのような高度なレベルのJavaScriptライブラリが望ましいとしている。
認証とアクセス管理については、HTMLやJavaScriptにAWSの認証情報を含める必要はなく、Web IDフェデレーション機能を使ってユーザー認証が行える。FacebookやGoogle、あるいは「Login with Amazon」などのサービスが利用できるという。
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