最後に、ORACLE MASTER認定資格の制度と試験についてまとめます。なお、ここからの内容は随時変更の可能性がありますので、受験前に必ず日本オラクルの認定資格情報のページで最新情報をご確認いただいた上で、試験に臨んでください。
前述の通り、まだこれからリリース予定のものも存在しますが、ORACLE MATER Oracle Database 12cの資格体系は下の図の通りです。今回の連載では基本スキルとしての「Bronze」認定を目標としますが、ぜひ、上位レベルの「Gold」「Platinum」を目指して学習を進めてください。
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各レベルの認定資格取得に必要な試験は次の通りです。ORACLE MASTER認定資格は該当する試験に合格すると、自動的に認定されます。なお、Gold以上の上位認定資格については、試験合格の他に、Oracle Universityの指定する研修コースの受講が必要です。
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上位レベルの認定資格ですが、「Gold」認定資格では、下図にあるように、12cの新機能である「マルチテナント・アーキテクチャ」に関する知識も必要です。Oracle Database 11gにとどまらず、最新アーキテクチャを理解し、ご自身の知識やスキルのブラッシュアップを図りましょう。
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なお、既にOracle Database 11gまでの認定資格を取得されている方々は、下記の各試験に合格すれば、ORACLE MASTER Oracle Database 12cの資格として認定される移行パスが用意されています。
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次回は「12c SQL基礎試験」、3回目は「Bronze DBA 12c」に向けた対策ポイントを紹介します。アーキテクチャの大掛かりな改変のあったメジャーバージョンアップです。このタイミングに、スキル、知識をアップグレードしましょう。応援します!
平賀博司(ひらがひろし)
日本オラクル株式会社 オラクルユニバーシティ研修部 プリンシパルインストラクター
データベースのシステム開発に関連するコース、Java関連コース全般の登壇やシステム設計演習、疑似プロジェクトなどのコース設計を行う。鉄道好きが高じ、鉄道情報システム(JRシステム)に在籍したこともある。
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