API管理ソリューションで、企業のアプリケーション開発期間は97%短縮――米CA、調査結果を発表APIポリシーの適用などを効率化

 米CAは2015年6月16日(米国時間)、API管理ソリューション「CA API Management」により、企業のアプリケーション開発期間を97%短縮できるとする調査結果を発表した。

» 2015年07月22日 20時01分 公開
[@IT]

 米CAテクノロジーズ(以下、CA)は2015年6月16日(米国時間)、同社のAPI(Application Programming Interface)開発・管理ソリューション「CA API Management」を導入することで、企業は自社APIを使用したアプリケーションを開発し、リリースするまでにかかる期間を97%短縮できるとする調査結果を発表した。

 CA API Managementは、企業がクラウドやモバイルなどの外部アプリケーションに公開するWeb APIの開発・管理を支援するソリューション。APIへのアクセス制御やプロトコル変換などを行う「CA API Gateway」(以下、Gateway)、API開発者・アプリケーション開発者のための作業環境を提供する「CA API Developer Portal」、Gateway上のログ分析や複数のGatewayを管理するツール「CA Enterprise Service Manager」などの製品で構成される。

 CAでは、API管理ソリューションの導入がアプリケーション開発の生産性や企業財務に与える影響の調査を、米フォレスター・コンサルティング(Forrester Consulting)に委託。フォレスター・コンサルティングが複数企業で調査を実施したところ、APIポリシーの作成で96%、APIのメンテナンスで50%の作業時間を削減し、APIを使用したアプリケーションの開発からリリースまでの期間を97%短縮できることが分かったという。さらに、投資利益率(ROI)の面では3年間で275%のリターンを得ることができるとし、外部アプリケーション開発者向けにAPI利用を有料化するなど、APIの収益化を行うことでさらに大きな投資対効果も期待できると述べている。

(出典:調査結果のインフォグラフィック)

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