社内アプリなど、AndroidでGoogle Playストア以外からアプリをインストールしたい場合、[設定]画面で「提供元不明のアプリ」にチェックを入れる必要がある。その方法を紹介する。
対象OS:Android
Android OSを採用するスマートフォンでは、セキュリティを保つため、Google Playストアや端末ベンダーなど(auの「auスマートパス」や端末の製造メーカーなど)が用意したストア以外から、アプリをインストールできないようにしている。そのため、「Amazon Androidアプリストア」など、Google Playストアで配布されていないアプリや、自社で開発したスマートフォンアプリをAndroid端末にインストールする場合、特別な操作が必要になる。その方法を紹介する。
ただしこの設定を行うと、いろいろなWebサイトで配布されているAndroidアプリのインストールが可能になってしまうため、Webブラウザーから誘導されてウイルスなどが仕込まれた悪意のあるアプリをインストールしてしまう危険性もあるので注意が必要だ。
Google Playストア以外からアプリをインストールできるようにするには、Android OSのバージョンや端末によって異なっているが、[設定]画面で「提供元不明のアプリ」にチェックを入れればよい。
Android 2.xを利用しているユーザーも少なくなってきたと思うが、NECの「LifeTouch NOTE」のような今はほとんど見かけないキーボード付きの端末など、魅力的なものもあり、いまだに使い続けている人もそれなりにいるのではないだろうか。Android 2.xの場合、[設定]−[アプリケーション]−[アプリケーション設定]画面を開くと、「提供元不明のアプリ」の項目があるので、ここにチェックを入れればよい。
Android 4.x以降の場合、[設定]−[セキュリティ]画面の「提供元不明のアプリ」にチェックを入れればよい。
これでWebサイトなどで配布されているAPKファイルをダウンロードして、アプリをインストールすることが可能になる。なおGoogle Playなどの正式なストア以外でインストールしたアプリ(「提供元不明のアプリ」にチェックが必要なアプリ)の場合、更新(アップデート)する際にも「提供元不明のアプリ」がチェックされている状態でなければならない。例えば、Amazon Androidアプリストアでインストールしたアプリも、「提供元不明のアプリ」にチェックされていないと更新が行えないので注意が必要だ。
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