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ネットワンパートナーズ、「IPネットワークカメラの利点」を引き出し、低コストで物理セキュリティを向上Ciscoフィジカル セキュリティ ソリューション

» 2015年11月20日 10時00分 公開
[PR/@IT]

【編集長】内野の視点――物理的対策はセキュリティ対策の基本。IPネットワークカメラがもたらす「確実性と効率性の両立」は大きなポイント

@IT編集長 内野宏信
@IT情報マネジメント時代から、「ビジネスとITの連携」をテーマに開発・運用のトレンドを多数取材。SystemDesignフォーラム担当

 昨今、情報セキュリティ事件が相次いでいます。そうしたリスクを抑える上では、セキュリティポリシーやルールを徹底する「人的対策」、ファイアウォールや侵入検知システムなどを使う「技術的対策」、そして入退室管理や防犯対策などを行う「物理的対策」を確実に実施することが重要とされています。特に物理的対策は、従業員の不正や食品への異物混入事件なども続いている今、あらためて見直すべきといえるのではないでしょうか。

 ただ不正や犯罪が巧妙化している現在は、物理的対策にも、より確実に不正を検知・防止できる「仕組み」が必要です。例えば入退室管理なら、他人のICカードを使った「なりすまし」などの手口もある以上、入退室管理システムと監視カメラを連携させるなどの“複合的”なアプローチがポイントとなります。ただし、監視の手間とコストを増大させないよう、効率性への配慮も欠かせないことは言うまでもありません。

 この点で、今注目を集めているのが「IPネットワーク型の監視カメラ」です。カメラとモニターをケーブルでつなぐアナログ型に対し、インターネットに接続するIPネットワークカメラは、複数のカメラを連携させて一画面で監視する、モバイルで監視する、他システムと連携するといった柔軟な運用が容易に行えます。入退室管理なら、カメラの動体検知機能と入退室管理システムの顔認証技術を連携させるなど、一層の確実性と効率性を狙えます。「店舗やモールで人流情報を収集・分析して次のアクションに生かす」といったIoTに利用できる点も見逃せません。

 本リリースの場合も、IPネットワークカメラならではのメリットを存分に生かしながら、「統合できるカメラ台数に制限がない」「サーバー当たりの集約率が高く、管理機器を減らせる」など監視効率/コスト効率を追求している点がポイントでしょう。「ActiveDirectoryと連携したユーザー管理、権限管理」もポリシーを順守して対策を行う上では重要な機能です。物理セキュリティは3つの対策のうち最も基本的なもの。あらためて、自社の対策を基礎から見直してみてはいかがでしょうか。


ネットワンパートナーズのインテグレート技術、セキュリティ技術を生かし、IPネットワークカメラの利点をカスタマイズして提供


 ネットワンシステムズ株式会社のグループ会社で、パートナー企業との協業に特化してICTインフラを提供しているネットワンパートナーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:川口 貴久、以下 ネットワンパートナーズ)は、シスコシステムズが提供する、ネットワークの構築や運用が容易な大規模ユーザー向け監視カメラソリューション「Ciscoフィジカル セキュリティ ソリューション」を取り扱っています。

リプレース需要が高まりつつある「IPネットワークカメラ」

 今日では、監視カメラそのものや撮影された映像を店舗などの商業施設や公共施設・交通機関等で目にする機会も増え、その需要はますます高まってきています。監視カメラの世界市場が急速に拡大している中、 国内では機器とケーブルを物理的につなぐアナログ監視カメラがおよそ半数以上の普及を占めており、デジタルでインターネット技術を利用してネットへ接続する「IPネットワークカメラ」は、まだまだこれからという状況です。この「IPネットワークカメラ」であっても、カメラ単体のSDカードへの録画や建屋内のイーサネット配線のみにとどまっており、一説によると国内の監視カメラのほとんどがいまだに物理的にローカルな環境で映像視聴・録画されていると言われています。

 ひるがえって今後の監視カメラ市場に関する国内の状況としては、食品への意図的な異物混入を防止するためのフードディフェンスや、2020年東京オリンピック・パラリンピックでの監視や犯罪防止等、アナログカメラからIPネットワークカメラへのリプレースといったニーズが出てきつつあります。さらにはカメラ映像をセンサーネットワークに接続することでディープラーニングやビッグデータと結びつける「広義のIoT(Internet of Things)」としての取り組みが始まっています。

 また、利用用途としても、「防災センター以外のロケーションでも監視したい」「特定のハードウェアやベンダーに縛られたくない」、「入退室があった時だけ録画したい」「禁止エリアへの侵入検知をメールで受け取りたい」「お客さまの満足度向上のために映像を活用したい」など実にさまざまであり、大規模な監視カメラソリューションに対する需要はますます拡大傾向にあります。

ネットワンパートナーズが提供する「Ciscoフィジカル セキュリティ ソリューション」とは

 監視カメラソリューションは主に、IPカメラ端末と、録画・再生する機能で構成されます。種類は大きく分けて2つあります。

 一つは「ネットワークビデオレコーダー(NVR)」と言われる専用の機械を接続する方式で、基本的には利用するカメラメーカーのレコーダーのみに限定されます。もう一つは「汎用機型」と言われる、サーバー上のソフトウェアにて映像データを管理する方式です。

 大規模な監視カメラソリューションに適しているのは「汎用機型」の方で、ネットワンパートナーズが提供する「Ciscoフィジカル セキュリティ ソリューション」もこの形式となります。この「汎用機型」の特徴は以下の通りです。

  • 拡張性:統合できるカメラ台数の制限がなく、サーバーを増やして拡張ができます。
  • 運用性:サーバー当たりの集約率が高く、管理する機器を減らすことが可能です。
  • 柔軟性:カメラの選択肢が多く、マルチベンダーに対応しています。
  • 操作性:Windows PCで動作するソフトウエアであり、高度な検索機能や洗練されたUI(ユーザーインターフェース)が利用できます。
  • 冗長性:自動フェイルオーバー機能により、配線を増やさず低コストで高信頼のシステムが構築可能です。

「Cisco Video Surveillance Manager」の特長

 「汎用機型」である「Ciscoフィジカル セキュリティ ソリューション」の主要コンポーネントである、「Cisco Video Surveillance Manager」の特長は以下の通りです。

  • 仮想基盤上で動作し、小規模導入から大規模展開までスケーラビリティを実現
  • 他社カメラを含めて数万台規模のカメラ環境をサポート
  • 多拠点における遠隔監視が可能
  • WindowsのActiveDirectoryと連携したユーザー管理、権限管理が可能
  • カメラの自動検出による構築コストの低減(Cisco製カメラの場合)
  • HA構成による高い冗長性・対障害性を確保
  • 入退室管理や映像解析等、他システムとの連携が容易なAPIを完備
  • 映像分析を簡単に導入可能(侵入検知/置き忘れ・持ち去り検知/人や物、滞在時間のカウント)

「Cisco IP Camera」の特長

 また管理ソフトウェア以外のコンポーネントとして重要な、「Cisco IP Camera」の特長としては以下の通りです。

  • 豊富なラインアップ(BOX型、ドーム型、PTZ型、5Mピクセル360度カメラ)
  • 逆光、暗所でも利用に足る映像を録画
  • ONVIF(Open Network Video Interface Forum)が定める業界標準に準拠
  • 管理ソフトウェアからの自動検出が可能で、システムの構築工数を大幅に削減
  • Ciscoのネットワーク技術を利用し、IPパケットの管理が可能
  • アナリティクス等のアプリケーション搭載が可能
  • IPカメラに搭載したアプリケーションを、管理ソフトウェアにて統合管理可能

 以上、良い所ばかりに見える汎用機型ソリューション、Ciscoフィジカル セキュリティ ソリューションですが、サーバーやストレージなど構成要素が増える点や、ネットワークの設計やサイバーセキュリティなど考慮すべきポイントが増える点が重要な課題となります。そのような課題はぜひ、ネットワンパートナーズにお任せください。

ネットワンパートナーズの優位性

  • Ciscoの機器を中心とした、ネットワークインテグレート技術とセキュリティ技術
  • サーバー仮想化、ストレージを中心とした統合ICTインフラに関する技術とノウハウ
  • ネットワングループとして監視カメラの導入実績(オフィス、データセンター、学校など)を多数有す他、全国での工事・保守対応が可能

 単なる設備に留まらない映像の利活用を支援する、「Ciscoフィジカル セキュリティ ソリューション」をぜひご検討ください。

ネットワンパートナーズ株式会社 お問い合わせフォーム

提供:ネットワンパートナーズ株式会社

アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年12月3日


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