「Forguncy」の新バージョンが発売Windows 10、Edgeブラウザにも対応、40以上の新機能も

グレープシティは、Excelと同じ操作感覚でWebアプリケーションを開発できる開発ツールの新バージョン「Forguncy 2」を、2016年1月27日に発売する。

» 2016年01月21日 15時50分 公開
[@IT]

 グレープシティは、Excelと同じ操作感覚でWebアプリケーションを開発できる開発ツールの新バージョン「Forguncy(フォーガンシー)2」を、2016年1月27日に発売すると発表した。

 Forguncyは、Excel関数と数式で処理を自動化して独自のシステムを作り込むユーザーが数多く存在することに着目して開発されたWebアプリ開発ツール。プログラミングができない人でも、簡単にWebアプリを作成できることが大きな特徴となっている。

 Forguncy 2では、40以上の新機能を追加、Windows 10と新ブラウザ「Edge」にも対応した。

主な新機能

 新たに追加された主な機能は、(1)Excelで作成するグラフと同じような動的に変化するチャート、(2)表示データを視覚化する条件付き書式、(3)Webアプリを自動生成するウィザードなど。

 1つ目のチャート機能を使うと、Excelでグラフを作成するのと同じ感覚でデータに連動して変化するグラフを備えたWebアプリを作成できる。利用可能なグラフは、縦棒、横棒、折れ線、円、面の5種類が用意されており、Excelでグラフを設定するのと同じ操作性で、画面からグラフの種類とデータソースを指定できる。

チャート機能の例(出典:グレープシティ)

 2つ目の条件付き書式は、データを一覧表示する「リストビュー」に追加された機能。設定した条件に合致するデータがリストビューに表示されると、自動的に書式が変更される。

条件付き書式の例(出典:グレープシティ)

 3つ目のウィザードを使うと、既存のExcelシートから、自動的に入力画面や編集画面、データ一覧が表示される。このウィザードにより、最小限の設定だけでWebアプリを作成できる。Excelで作成したアンケートフォームを手軽にWebアンケートフォームに移行したい場合などに利用できる。

ウィザードでは既存Excelシートのフォームを自動で認識する(出典:グレープシティ)

 なお、開発・販売元のグレープシティでは、2016年1月27日〜3月31日の期間限定で、Forguncy 1のライセンスを無償でForguncy 2にアップグレードするキャンペーンを実施する。ただし、このキャンペーンで提供されるForguncy 2のライセンスはForguncy 1のライセンスとの交換になるため、Forguncy 1のライセンスは2016年3月31日以降利用できなくなる。

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