「GitHubが落ちている」──2016年1月28日、GitHubでプロジェクト管理を行う多くの開発者が「うぉぉ、これはヤバイ」と焦る事態が発生しました。現在は復旧しています。
「GitHubが落ちてる」「仕事にならない」「今日はもう仕事しない」──。2016年1月28日午前9時頃、ソフトウェア開発プロジェクトの共有Webサービス「GitHub」に障害が発生し、GitHubでプロジェクトやソースコードの管理を行う多くの開発者が「うぉぉ、ヤバイ」と焦る事態が発生しました。
多くの人が仕事にならないその状況をSNSでつぶやいたためか、Twitterの投稿はまるで、都市部での降雪と列車運行状況に由来する「ぜんぶ○○のせいだ」のような惨状……。本日のTwitter HOTワードにもランクインされたようです。
GitHubはITエンジニアにとって、プロジェクトのソースコード共有や分散バージョン管理の手段として有効なサービスです。「どうしようもない」「今日は休む」といった諦めのコメントが多い中で、「落ちたとつぶやいた人がいる会社は、GitHub Enterprise(GHE)を入れていない会社なので、つぶやいていない会社を選ぼう」といった手厳しい意見も見られました。
GitHubの利便性を再確認すると同時に、GitHubだけに依存して集中管理するリスクもあらためて認識させられた日になりました。
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