Go言語の新バージョンが登場。HTTP/2がデフォルトに。
米グーグルは2月17日(米国時間)、プログラミング言語「Go」の安定版をバージョン1.6にアップデートしたと発表した。Windows、OS X、Linuxに対応した実行ファイルを公式サイトからダウンロードできる。
前回のバージョン1.5のリリースから約半年後のアップデートになる。
主な新機能としてはまず、net/httpパッケージでのHTTP/2対応が挙げられる。HTTPS採用のサーバとクライアントの双方で、HTTP/2(Hypertext Transfer Protocol Version 2)がデフォルトで有効になった。HTTP/2は、2015年に正式にRFC 7540として標準化された通信プロトコル。RFCによると、ネットワークリソースのより効率的な利用とレイテンシの削減が可能になる。
また、templateパッケージが改善され、バージョン1.5で試験的に導入されたvendorディレクトリがデフォルトで有効になった。この他、cgoではGoとCのコード間でのポインタ受け渡しルールが変更になっている。変更内容はこちらのドキュメントで確認できる。
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