Windows 7/8.1のハードウェアサポートポリシー変更の騒動を受けて、Windows Server担当チームも声明を発表した。
米マイクロソフトのWindows Server担当チームは2月19日(米国時間)、「Windows Serverに関するサポートポリシーを変更する計画はない」と宣言した。
これは、同社が2016年1月に「Windows 7」および「Windows 8.1」(以下「Windows 7/8.1」)に関するサポートポリシーの変更を発表したことに起因するとみらている。
この変更により、「Windows 7/8.1」のサポートライフサイクル自体は変わらないが、米インテルの第6世代Coreシリーズ(開発コードネーム:Skylake)を搭載する端末にインストールされたWindows 7/8.1に限ってはサポートが2017年7月17日までに前倒しになった。
こうしたことから、マイクロソフトのWindows Serverチームにも「この数週間に『ハードウェアのサポートポリシーを変更するのではないか』という顧客からの問い合わせが相次いだ」という。
マイクロソフトは、Windows Serverに関してはこのような変更はしないと説明する。
Windows Serverのライフサイクルは基本的に、提供開始後5年間のメインストリームサポートと、その後5年間の延長サポートの合計10年間のサポートが提供されることになっている。例えば、2012年10月30日にリリースされた「Windows Server 2012 Standard」の場合、2018年1月9日にメインストリームサポートが終了し、2023年1月10日に延長サポートが終了する。
Windows Server製品のライフサイクルについてはこちらのページで確認できる。
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