日本人エンジニアが開発した国産ブラウザ「Kinza 3.2.0」公開Chromiumベース、OS Xにも対応

Dayzは、Chromiumベースの国産Webブラウザ「Kinza 3.2.0」を公開。新たにOS Xにも対応した。

» 2016年06月16日 12時00分 公開
[@IT]

 Dayzは2016年6月15日、オープンソースのWebブラウザコンポーネント「Chromium」を用いた国産Webブラウザの最新版「Kinza 3.2.0」を公開。新たにOS Xにも対応した。

 Kinzaは、ユーザーの意見を取り入れて開発内容を定める「ユーザーファースト」の方針を取り、日本国内で日本人エンジニアが開発/サポートを行うことを特徴とする。ブラウザコンポーネントには、「Google Chrome」と同じChromiumを採用する。

 最新版の主な変更点は以下の通り。

  • OS X版バイナリーを追加
  • ベースとするChromiumのバージョンを「51.0.2704.84」に刷新
  • フルスクリーン時にサイドバーを自動で非表示にする機能を追加

 この他Kinzaは、ブラウザの表示領域を分割して、縦型タブ、ブックマーク、履歴、RSSフィードを見やすく表示する「サイドバー」、文字列のドラッグ&ドロップでそのままWeb検索できる「スーパードラッグ」、検索ワードの入力で複数の検索サイトやRSSの検索結果をまとめて表示できる「オムニボックス」、マウスの軌跡に応じてブラウザを操作できる「マウスジェスチャー」、サイドバーにタブを表示する「縦タブ」などの独自機能を備える。

 対応OSは、Windows 7/8/8.1/10、OS X 10.10/10.1。

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