およそ全てのビジネスをITが支え、市場変化に対応する「スピード」が差別化の一大要件となっている今、システムとデータの保護には一層の確実性・効率性が求められています。万一のシステムダウンやデータ破損は機会損失、信頼失墜に直結しますが、スピードが強く求められている中にあって、そのインパクトは一層増大しているといえるでしょう。
こうした中で事業継続性を担保するためには、大きく2つのポイントがあります。1つは「何を優先的に守るか」を明確化すること。各システムとデータのビジネスにおける重要度、特性などに応じて、システムのサービスレベルを検討し、RTO(Recovery Time Objective:許容できる最大のシステム停止時間)とRPO(Recovery Point Objective:許容できる最大のデータ損失量)を明確化することが求められます。
もう1つは、それを確実に担保できる「仕組み」を持つこと。特に現在は“ビッグデータ”を多くの企業が保有している上、仮想化、クラウドの浸透によりシステムが複雑化しています。また、部門ごとにシステムがサイロ化しているために、システムごとにバックアップ/リカバリの方法、ツールが異なるなど、データ保護の在り方そのものがサイロ化、属人化している例も少なくありません。「社として守るべきものを守る」ためにはこうした状況を見直し、各システムのサービスレベルに応じたデータ保管場所の選択、バックアップ手順の標準化・自動化なども含めた「全社的な仕組み」が重要となるのです。
もちろんビジネスは各社各様である以上、こうしたデータ保護戦略に唯一の正解はありません。ではコストにも制約がある中で、何を指針に自社に最適な戦略を立てればよいのでしょうか?
「順応できなければビジネスは破綻する」「スタッフの生産性を妨げない」「見えないものは保護できない」「不必要な支払いをやめる」「すべてのデータを一律に保護しようと思わない」――本ホワイトペーパーが挙げるこれら「5つの落とし穴」はその1つのヒントになり得るもの。特に自社の現状を振り返りつつ読んでみると、あらゆる共感、発見を通じて「自社が採るべき戦略」の輪郭が見えてくるのではないでしょうか。
下記のような悩みを抱えるITリーダーの方へお勧めのコンテンツです。
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