資格よりも実務経験の方が役に立つ。それは、ある意味本当だ。だが、その実務経験が偏りのあるものだったら?
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本連載は、エンジニア参加型メディア「エンジニアライフ」から、@IT自分戦略研究所編集部が独自の視点で選んだ“良”コラムを転載するものです。
市井のエンジニアが人生の人生の節目節目で考えたことをつづる本連載。シーズン1は、“一介の職業エンジニア”松坂高嗣さんがエンジニアのキャリアを解説した。シーズン2は、複数のエンジニアたちが、エンジニア生活のリアルをお届けする。
一流大学を出て資格も持っている。だけど仕事ができないヤツはいる。学校や試験勉強で得た知識なんて、それだけでは役に立たない。
「踊る大捜査線」などのドラマには、現場のことを分かっていないキャリア幹部が登場する。学歴があり試験に強く理論だけが立派な人間は、役に立たないことが多い。実際には現場の泥臭い仕事を経験している人間の方が役に立つものだ。事件は会議室で起きているんじゃないのだから。
現場で幅広い有意義な体験を積んでいたら、実務経験は資格や学歴なんかよりもよっぽど役に立つ。
ただし、だ。実務経験には偏りがある。
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