デルとEMC ジャパンが、NVMe SSDを採用した高負荷ワークロード向けのハイパーコンバージドインフラストラクチャ製品を発表。通称を「爆速 vSAN ReadyNode」とし、既存のSSD採用モデルと比べて、約7倍のデータ書き込み性能を実現する。
デルとEMC ジャパンは2017年4月18日、NVMe(Non-Volatile Memory Express) SSDを採用したハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)製品「NVMe搭載 ReadyNode for vSAN」(通称:爆速 vSAN ReadyNode)の販売を開始したと発表した。
ReadyNode for vSANは、SDS(Software Defined Storage:ソフトウェア定義型ストレージ)製品である「VMware vSAN」を採用したHCI製品シリーズ。今回販売が開始された爆速 vSAN ReadyNodeは、キャッシュにNVNe接続のSSDを採用し、さらなる高速化を図ったモデルとなる。従来のSAS/SATA接続SSDを採用したモデルと比べて約7倍のデータ書き込み性能が得られるとしており、仮想化したデータベース管理システム(DBMS)やオンライントランザクション処理(OLTP)、データウェアハウス(DWH)などの大規模な高負荷ワークロード環境向けに展開する。
爆速 vSAN ReadyNodeは、3ノードで最大240TBのオールフラッシュ構成が可能。最大64ノードまでスケールアップできる。価格は最小構成時で2480万円(税別)から。
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