富士通エフサスが「FUJITSU Software IDリンク・マネージャー 長時間残業抑止 SaaS」の販売を開始する。勤怠管理メッセージの表示、強制シャットダウン、残業承認など、長時間残業を抑止するクライアント管理機能を、月額課金制のクラウドサービスとして利用できるようにした。
富士通エフサスは2017年5月29日、「FUJITSU Software IDリンク・マネージャー 長時間残業抑止 SaaS(以下、IDリンク・マネージャー)」の販売を開始すると発表した。
IDリンク・マネージャーは、長時間労働を抑止し、企業の働き方改革の支援を目的に提供されるクライアント管理ソフトウェア。従業員のPCに、定時退社や残業申請起票を促すポップアップメッセージを表示させ、さらにPCを強制シャットダウンさせることで、長時間残業を抑止する機能を備える。
今回、既存のオンプレミス版に加え、1ユーザー単位の月額課金制にて利用できるSaaS(Software as a Service)としての展開も始める。システム初期設定や管理者向けサポートも含まれる。クラウドサービスとしても展開することで、同社は「導入がより容易になり、運用負荷も軽減できる。また、スモールスタートが可能なことから、中堅中小企業や企業内の部門単位への導入にも適している」とメリットを挙げる。
価格は1ユーザーID当たり980円/月(税別)から。申し込みは200ユーザーID以上から、10ユーザーID単位で増減できる。
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