Microsoftの「Azure Active Directory」および「Microsoft Intune」でのデバイス管理機能が拡充。「デバイスベースの条件付きアクセス」機能でmacOSデバイスも管理できるようになった。
Microsoftは2017年8月23日(米国時間)、クラウドベースのディレクトリとID管理基盤「Azure Active Directory(以下、Azure AD)」とクラウドベースのモバイルデバイス統合管理サービス「Microsoft Intune(以下、Intune)」における「デバイスベースの条件付きアクセス」機能で、macOSプラットフォームを新たにサポートすると告知した。
この機能拡充によって、管理者は自社のセキュリティガイドラインに基づくIntuneの管理ポリシーをmacOSデバイスにも適用できるようになる。2017年8月23日時点ではパブリックプレビュー段階だが、以下の管理に対応する。
macOSデバイスの条件付きアクセスは、次の2つのステップで利用できるようになる。
なお、macOSデバイスで条件付きアクセスを利用するには、デバイスへ「Microsoft Intune Company Portal」アプリをインストールしておく必要もある。
これらのステップを実行すると、ポリシーでカバーされるmacOSユーザーは、Macが自社のポリシーに準拠している場合にのみ、Azure ADに接続されたアプリケーションにアクセスできるようになる。
パブリックプレビュー段階では、以下のOSバージョン、アプリケーション、ブラウザがサポートされている。
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