日本語Windows 10で英語配列キーボードを使う際、キーボードの刻印と入力される文字が異なってしまう場合がある。そのような場合、刻印通りに入力できるように設定する方法を紹介する。
対象:Windows 10
日本語Windows 10のPCを使っていても、英語配列キーボード(USキーボード)を使いたいことがある。また海外製の英語配列キーボードを搭載するノートPCなどを購入して、Windows 10を日本語化するようなこともあるだろう(逆に外資系企業などでは、日本語配列キーボードで英語Windows 10を使うケースもあるかもしれない)。
このような場合、英語配列キーボードが日本語配列キーボードとして認識されてしまい、記号キーなどがキーボードの刻印と異なることがある。例えば、英語配列キーボードで「@」を入力するには[Shift]+[2]キーを押す必要があるが、日本語配列キーボードとして認識されていると「@」ではなく「"」が入力されてしまう。
このような場合はWindows 10の設定を変更して、接続しているキーボードの言語設定に合わせればよい。
[スタート]メニューの[歯車(設定)]アイコンをクリックして、[Windowsの設定]画面を開く。[Windowsの設定]画面で[時刻と言語]アイコンをクリックして、開いた[日付と時刻]画面の左メニューで[地域と言語]を選択する。
[地域と言語]画面の「言語」の下に「日本語」が表示されるので、ここをクリックする。[オプション]ボタンが表示されるので、これをクリックして、[日本語]画面を開く。
[日本語]画面の「ハードウェアキーボードレイアウト」にある[レイアウトを変更する]ボタンをクリックすると、[ハードウェアキーボードレイアウトの変更]ダイアログが表示されるので、[日本語キーボード(106/109 キー)]と表示されているプルダウンリストを開き、[英語キーボード(101/102キー)]に変更する。[サインアウト]ボタンが有効になるので、ここをクリックしてサインアウトしてから、再度、サインインすれば、英語配列のキーボードに変更されているはずだ。試しに、メモ帳などを開き、[Shift]+[2]キーを押し、「@」が入力されるか確認するとよい。
通常はこれでキーボードの配列が直るはずだが、場合によってはデバイスドライバ(キーボードドライバ)の変更が必要になることもある。そのような場合は、[デバイスマネージャー]を開き、「キーボード」の下にある「キーボード名」のデバイスドライバを101/102キーのものに変更すればよい。
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