この状態で、「Alexaシミュレータ」でテストをしたところを以下に示す。
アカウントリンクを行うには、AndroidデバイスにインストールしたAlexaアプリやWebブラウザなどで操作する必要がある。以下はPC上のWebブラウザで「alexa.amazon.co.jp」を開き、[DEV スキル]を表示したところだ。
「PostTelltaleFromAlexaToSlack」スキルを選んで、[有効にする]ボタンをクリックする(あるいは、既に有効な場合には[設定]ボタンをクリックする)と、次のような認証画面が表示される(Androidデバイスなどでも同様のはずだ)。
権限を確認した上で(ここでは「Send message as you」=「chat:write:user」スコープが表示されているので正しい。また、アプリ名の「FromAlexa2Slack」にも注意。これは先ほどSlackで作成したアプリの名前だ)、[Authorize]ボタンをクリックすればアカウントリンクが行われる。「<スキル名>が正常にリンクされました」と表示されれば成功だ。この状態で、「Alexaシミュレータ」で動作を確認してみよう。
ポジティブに「原稿書くよ」といったところで、ネガティブな告げ口をしてしまうスキルがこれで完成だ。正直、おもしろネタには程遠いものだったが、ネタとしてご容赦願いたい。また、実機での動作については本稿冒頭でお目にかけた通りだ。
アカウントリンク機能を使うと、Alexaと他のWebサービスを連携させることができる。本稿では、AlexaからSlackへメッセージを投稿するだけの簡素な作りのスキルとしたが、使い方によっては便利な、またはより使って楽しいスキルの実現につながるはずだ。
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