NTTネオメイトは、コールセンター向けのASPサービス「AQStage IPコールセンタサービス」に、LINEアプリによる問い合わせ対応機能を追加した新サービスを開始。LINEチャットによる問い合わせからLINE電話よる通話対応に切り替えるなど、LINEアプリを活用した顧客対応が可能になる。
NTTネオメイトは2018年7月26日、「LINE カスタマーコネクト」に対応したクラウド型コールセンターサービス「AQStage IPコールセンタサービス for LINE カスタマーコネクト」の提供を開始すると発表した。
同社がコールセンター向けに展開する「AQStage IPコールセンタサービス」は、コールセンターのコンサルティングから設備構築、保守管理業務までを支援するASP(Application Service Provider)サービス。
新サービスでは、LINEの法人向けカスタマーサポートサービス「LINE カスタマーコネクト」に対応し、LINEアプリとの連携機能を追加した。従来の問い合わせ対応に加え、LINEアプリによる対応が可能になり、顧客利便性や顧客満足度の向上が期待できるという。
新サービスは、LINE カスタマーコネクトの無料通話機能「LINE to Call」と、IVR(自動音声応答)やオペレーターからLINEにメッセージを発信できる機能「Call to LINE」に対応。
これにより、例えば、LINEアプリによる問い合わせには、チャットで対応した後にLINE電話による音声通話に誘導するといったことが可能になる。また、LINE電話以外の電話による問い合わせには、IVRからのガイダンスメッセージでLINEチャットに誘導し、LINEアプリによる対応を継続することもできる。
LINEのチャット対応機能「Manual Reply」に対応した製品を併用することで、有人によるチャット対応も可能。LINEアプリのチャット画面では画像情報も共有できるため、視覚的に正確な情報を伝えることができ、応対品質の向上につなげられるとしている。
また、LINEの無料通話を利用して通話するため、通話料金の削減が期待できる他、クラウドサービスでの提供のため、専用機器の準備や初期導入にかかる費用を低減でき、手軽に導入できるという。導入は1席からの利用開始で、スモールスタートが可能となっている。
利用料金(税別)は、AQStage IPコールセンタサービスの利用料に加え、「LINE to Call対応サービス」の参考料金が月額20万円(利用要件によって異なる)。別途、IPコールセンタサービスの利用料が必要となる。「Call to LINE対応サービス」の料金は別途見積もり。
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