GitHubのブログによると、2018年はオープンソースコミュニティーによって1億以上のリポジトリが作られた。コーディング初心者向けからWindowsアプリケーション開発まで幅が広く、「felixrieseberg/windows95」や「Microsoft/MS-DOS」など昔を懐かしむプロジェクトにも多くのスターやコントリビューターが集まった。
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GitHubは2018年12月19日、同社の公式ブログで、2018年に活発に活動した主なオープンソースプロジェクトを発表した。
2018年は、オープンソースコミュニティーによって1億以上のリポジトリが作られたという。その中には、コーディングの学習向けや趣味のサイドプロジェクトから、仕事で利用できるツールや生産性を向上させるものまで、幅広いプロジェクトがあった。
例えばコーディングの学習向けでは、「trekhleb/javascript-algorithms」や「leonardomso/33-js-concepts」「30-seconds/30-seconds-of-code」に多くのスターが付いた。
多くのスターやコントリビューターが集まったプロジェクトには、ElectronアプリケーションとしてWindows 95を稼働させる「felixrieseberg/windows95」があった。
他にも、オリジナルのMS-DOS 1.25とMS-DOS 2.0のソースコード「Microsoft/MS-DOS」があり、GitHubでは「懐かしさを覚える開発者が多くいたようだ」としている。
2018年に作成されたオープンソースプロジェクトで、2017年と比べて大きく増加した「プログラミング言語以外」のトップ10は次の通りだった。
dotnet(.NET)が3位になっていることからGitHubでは、多くのWindowsアプリケーションがオープンソースで開発されていることが分かるとしている。
また、nodejs(Node.js)やreactといったJavaScript開発と関連性の高い技術が1位と2位に入っていることからも分かるように、プログラミング言語別ではJavaScriptが新しいプロジェクトでは最も人気のある言語だったことを反映している。
調査の集計対象期間は、2017年12月10日〜2018年12月9日。プロジェクトが公開されてから最初の28日間に付いたスターの数とコントリビューターの累計に基づいて順位を付けた。
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