GitHubは開発者にとっては宝の山。そこから情報を得るための検索方法や、.NET開発者なら知っておくと役に立つ(?)リポジトリを紹介。
GitHubは、プログラムコードを公開したり、他者と共有したりするためのハブである。すなわち、そこはプログラムコードの宝庫であり、多種多様なリポジトリが埋まっている。本稿ではそうしたリポジトリの中から情報を検索する方法と、筆者が気になったものを幾つか紹介していこう。
その前にGitHubで現在ホットなリポジトリを検索する方法についても触れておこう(といっても、読者の多くは既にご存じだとは思うが)。
簡単なのはGitHubの「Trending」ページを使うことだ。
[Repositories]タブと[Developers]タブは個々のリポジトリを表示するのか、開発者を表示するのかを切り替える(本稿では[Repositories]タブを使って、活動が活発なリポジトリを見ていく)。その隣にある[Trending]ドロップダウンではトレンドの計測期間を1日/1週間/1カ月単位で切り替えられる。
右側のペーンでは、自分が興味ある言語を指定できる。リストにない言語については[Other Languages]ドロップダウンで指定可能だ。
例えば、「直近の1カ月でC#を言語としたリポジトリでホットなヤツ」を検索すると、その結果は次のようになる。
また、GitHubの検索ボックスや検索ページ、高度な検索ページを使ってリポジトリや個別のプログラムコードなどを検索することも可能だ。以下は高度な検索ページだ。
このページでは検索語を入力し、検索対象のオーナーやリポジトリ、作成日、言語など、さまざまな検索条件を指定できる。「ホット」なリポジトリかどうかは、さらにその下にあるスターの獲得数などを指定することで判断できるだろう。
例えば、単に「C#を言語としたリポジトリで、スターを100個以上獲得しているもの」を見たければ、「stars:=>100 language:c#」という検索語で検索をすればよい。
言語については上のように「language:○○」と指定しなくても、検索結果を表示しているページの左側にある「Languages」ペーンで指定してもよい。
なお、ここで指定している「language:c#」や「stars:=>100」などの検索オプションは、上で見た高度な検索ページで適当な指定をしてみると上部の検索ボックスに実際の指定方法が表示される。他のオプション(例えば、オーナーの指定は「user:○○」で行うなど)についても自分で試してみよう。以下に例を示す。
さらに詳細な情報が必要なら「About searching on GitHub」ページから指定可能なオプションを調べられる。
Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.