Microsoftは、.NET開発者向けの機械学習フレームワークのリリース候補版「ML.NET 1.0 RC」をオープンソースソフトウェアとして公開した。主要なAPIの機能変更を終えており、クロスプラットフォームで利用できる。
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Microsoftは2019年4月5日(米国時間)、.NET開発者向けの機械学習フレームワークのリリース候補版「ML.NET 1.0 RC(Release Candidate)」をオープンソースソフトウェアとして公開した。2019年第2四半期に公開を予定する正式版「ML.NET 1.0 RTM(Release to Manufacturing)」に先行する最後のプレビュー版だ。
WindowsとLinux、macOSに対応したML.NETを使うことで、開発者は既存のツールやスキルを用いてカスタムAIを開発し、アプリケーションに組み込むことができる。感情分析やレコメンデーション、画像分類といった一般的なシナリオのためのカスタム機械学習(ML)モデルの作成が可能だ。
ML.NETは、2018年5月に「ML.NET 0.1」として初めて発表され、直近では2019年3月に「ML.NET 0.11」が公開されている。ML.NET 1.0 RCをもって主要なAPIの変更を終え、今後はドキュメントとサンプルの充実が図られる他、必要に応じて重大な課題への対処が進められる。
ML.NET 1.0 RCでの変更点は次の通り。
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