アクセンチュアが実施した調査によると、優秀な企業は実施したPoCの半数以上を本格化して同業他社を上回る収益を挙げていた。しかもこうした企業では、実際のRODIが目標を上回っていた。
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アクセンチュアは2019年8月23日、産業分野の企業で本格化している実証段階の取り組みがデジタル変革に与える影響についての調査結果を発表した。それによると、成果を上げている企業はデジタル投資収益率(RODI:Return on Digital Investment)が高く、PoC(概念実証)を本格化しているため収益が他社平均を上回っていることが分かった。
今回の調査によると、製造業で優秀な企業は実施したPoCの半数以上を本格化して同業他社を上回る収益を挙げていた。しかもこうした企業では、成果が目標を上回っていた。同社の調査によると、優秀企業は平均22.2%のRODIを目標としていたのに対して、実際のRODIは25.4%だった。
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