Python認定インテグレーター制度が11月開始、Pythonエンジニアの育成企業を認定技術やマーケティングの支援を受けられる

Pythonエンジニア育成推進協会はPython認定インテグレーター制度を開始する。「Python3エンジニア認定基礎試験」の合格者を育成している企業を認定する制度で、Pythonに関する技術支援やマーケティング支援を実施する。

» 2019年09月17日 08時00分 公開
[@IT]

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 Pythonエンジニア育成推進協会は2019年9月13日、Python認定インテグレーター制度を同年11月1日に開始すると発表した。これは、同協会が実施している「Python3エンジニア認定基礎試験」の合格者を育成している企業を認定する制度。この制度を通じてPythonに関する技術支援やマーケティング支援を実施する。

 Python認定インテグレーター制度の目的は、大きく2つ。Pythonのコーディングフィロソフィーである「Pythonic」を理解しているPython3エンジニア認定基礎試験合格者の育成強化。そしてPythonを活用したビジネスを展開する企業に対する技術やマーケティング面での支援だ。「プラチナ認定インテグレーター」「ゴールド認定インテグレーター」「シルバー認定インテグレーター」「ブロンズ認定インテグレーター」の4つのグレードを設ける。

画像 認定プレートイメージ(出典:Pythonエンジニア育成推進協会

新規参入企業が必要としているPython支援

 グレードは、その企業に所属するPython3エンジニア認定基礎試験の合格者数で決まり、プラチナは30人、ゴールドは3人、シルバーは2人、ブロンズは1人である。グレードによって会費やマーケティング支援の回数などが異なる。例えば、プラチナは会費が年間20万円、マーケティング支援は年間4回までなのに対して、ブロンズは会費が無料だが、マーケティング支援はない。

 Pythonエンジニア育成推進協会によると、PythonはAI(人工知能)や機械学習、ビッグデータ、インフラ技術などで急激に普及が進んでおり、新規に参入する企業が増えている。こうした企業を中心に、Pythonに関する技術支援やマーケティング支援を必要としているという。

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