Microsoftは、オープンソースのターミナルアプリケーション「Windows Terminal Preview v0.10」を公開した。WSLアプリケーションでのマウス入力や、ペインの複製をサポートした。
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Microsoftは2020年3月17日(米国時間)、オープンソースのターミナルアプリケーション「Windows Terminal Preview v0.10」を公開した。最新プレビュー版という位置付けだ。Microsoft StoreかGitHubのリリースページからダウンロードできる(自動更新も利用できる)。
今後、Windows Terminalのリリース候補版(RC版)を近日中に、正式版(v1.0)を2020年5月に公開する予定だ。
Windows Terminal Preview v0.10は、仮想ターミナル(VT)入力を使用するWindowsアプリケーションに加えて、Windows Subsystem for Linux(WSL)アプリケーションでのマウス入力もサポートするようになった。
これは、ユーザーが「Midnight Commander」(mc)や「tmux」のようなアプリケーションでマウス入力を行えるようになったことを意味する。例えば、Windows Terminalウィンドウでmcを起動し、該当項目をクリックすると、それを認識する。アプリケーションがマウスモードであれば、VTに入力を送信する代わりに、[Shift]キーを押して選択を行える。
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