IPAは、「情報セキュリティ白書2020」を発行した。2020年版は、クラウドに関する情報セキュリティの被害の実態や課題、SNSを介した犯罪など青少年を取り巻くネット環境を新たなトピックとして取り上げた。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2020年9月3日、「情報セキュリティ白書2020」を発行した。IPAは同白書を2008年から発行しており、2020年版は13冊目となる。
情報セキュリティ白書は、情報セキュリティに関する国内外の政策や脅威の動向、インシデントの発生状況や被害実態といった定番トピックに加え、毎年タイムリーなトピックを新たに取り上げている。
2020年版は、クラウドに関する情報セキュリティの被害の実態や課題、SNSを介した犯罪など青少年を取り巻くネット環境を新たなトピックとして取り上げた。
2019年度に観測されたインシデント状況や情報システムの脆弱(ぜいじゃく)性の動向、国内外の情報セキュリティ政策の状況も掲載。個別テーマとしては、制御システムの情報セキュリティやIoT(Internet of Things)の情報セキュリティを取り上げた。
判型はA4判で、価格は2000円(税別)。IPAのWebサイトでアンケートに回答すると、PDF版を無料でダウンロードできる。なおアンケートに回答するには、IPA会員サービスへの登録が必要だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.