脳科学とAIの融合研究を開始 応用脳科学コンソーシアムが産学連携で旭化成、NTTデータなどが参加

応用脳科学コンソーシアムは、脳科学とAIの融合による脳融合型AIの研究開発を開始する。社会的に中立性の高い組織で、継続的に脳科学とAIの融合研究の産業応用に向けて取り組むという。

» 2020年09月16日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 一般社団法人 応用脳科学コンソーシアムは2020年9月14日、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の脳情報通信融合研究センター(CiNet)などの研究機関や大学と連携して、脳科学とAI(人工知能)の融合による脳融合型AIの研究開発を開始すると発表した。社会的に中立性の高い組織で、継続的に脳科学とAIの融合研究の産業応用に向けて取り組むことが目的。

画像 活動概要(出典:応用脳科学コンソーシアム

 この取り組みに当たって応用脳科学コンソーシアムは、同コンソーシアム内に新たに脳モデル開発ユニットを設置する。同ユニットでは、五感入力(刺激情報)を中心に、身体内外の環境変化に対する脳反応情報をデータベース化する。そして、これらの情報を解析して脳モデルを構築し、AIの研究開発に取り組むとしている。この脳モデルの構築には、旭化成、アサヒクオリティーアンドイノベーションズ、NTTデータ、NTTデータ経営研究所、DICの5社が参加する。

「DXが進めば、AIがビジネスに与える影響は大きくなる」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。