人気過去連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第74弾では、Windows 10上で互換性の高いLinux環境を実現する「Windows Subsystem for Linux(WSL) 2」に関する記事をまとめてお届けする。
Webサーバの管理者やWebアプリケーションの開発者など、普段からLinuxに触れている人も多いのではないだろうか。ただ、そうした人でも、事務作業などではWindows 10を使う必要があるため、Windows 10とLinuxを切り替えながら使っていたり、用途に合わせて2台のPCを使い分けていたりしていることだろう。
Windows 10がサポートするLinux互換環境「Windows Subsystem for Linux(WSL) 2」を使えば、Windows 10上でLinuxが利用でき、Linux用のアプリケーションの実行も行える。わざわざWindows 10とLinuxを切り替えたり、2台のPCを用意したりする必要はなくなる。
WSL 2を使うことで、Webサーバ管理用のツール類など、Linux上でしか実行できなかったアプリケーションもWindows 10上で実行できる。また、Windows 10とLinuxの間をシームレスに行き来できるようになる。
こうしたメリットは、管理者や開発者だけでなく、一般のユーザーであっても恩恵がある。WSL 2によってLinuxの豊富なコマンドが利用できるため、Windows 10上のファイルをLinuxのコマンドを使って処理するといったことも可能になる。
本eBookでは、@IT/Windows Server Insiderで掲載したWSL 2に関する記事をPDFでまとめている。これからWSL 2を使い始めたい人、WSL 2の仕組みなどに興味のある人にとって参考になるものとなっている。ぜひダウンロードして読んでいただきたい。
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