総務省は、データサイエンスに関するオンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を開講した。統計GISやAPIを使った、統計オープンデータのデータ分析に関する基本的な知識を学べる。
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総務省は2021年1月12日、データサイエンスに関するオンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を開講した。社会人や大学生が主な対象で、オープンデータを活用したデータ分析の手法を解説する。
同講座は、2020年1月に実施した講座と同じもの。ドコモgaccoが運営するオンライン講座プラットフォーム「gacco」で、動画コンテンツを配信する。政府統計の総合窓口であるe-Statや総務省、統計センターが提供する統計GIS(Geographic Information System:地理情報システム)やAPIを使った、統計オープンデータのデータ分析に関する基本的な知識を学べる。
開講日は2021年1月12日。課題は「e-Statを使ったデータ分析」「公的統計データの使い方」「統計GISの活用」「統計オープンデータの高度利用」の4つが用意されており、各課題をそれぞれ1週間で学ぶ。学習時間は、1週間当たり3時間程度が想定されている。課題ごとに講義動画を視聴し、確認テストで理解度を確認する形式。最終課題では、全体の習熟度が測れるという。確認テストと最終課題の得点率によって修了証が取得できる。
登録料や受講料は無料だが、gaccoへの会員登録と受講登録が必要。
総務省は「入門編となる『社会人のためのデータサイエンス入門』を開講しており、本講座と併せて学習することで理解度が深まる」としている。
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