システムインテグレータは、エンジニアのSQLに関するスキルを判定するオンラインテストを提供する。スキル判定だけでなく、業務知識を身に付けることにも役立つという。
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ソフトウェア開発企業のシステムインテグレータは2021年1月25日、同社のプログラミングスキル判定サービス「TOPSICシリーズ」に「TOPSIC-SQL」を追加すると発表した。オンラインテストで、SQLに関するスキルをリアルタイムに判定する。社員教育やエンジニア採用を合理化するという。
「売り上げ」「受発注数」「在庫」など実際の業務で取り扱うデータに関する問題になっており、システムインテグレータは「スキル判定だけでなく、業務知識を身に付けることにも役立つ」としている。
TOPSIC-SQLは、受験者が問題を解く(SQLをコーディングする)とその解答を自動採点する。判定結果には点数だけでなく、社内や他企業の全受験者内での順位なども表示する。コーディングしたSQLを振り返ることができるため、社内教育としても活用できる。
TOPSIC-SQLを提供する背景には、システムインテグレータが従来提供していた「TOPSIC-PG」に関する要望がある。
TOPSIC-PGはプログラミングのアルゴリズムに関するスキルを判定するサービス。同社によると「履歴書や職務経歴書だけでは分からないプログラミング能力を客観的に測れることから、幾つもの企業が採用試験にTOPSIC-PGを利用している。TOPSIC-PGを利用している企業から『ソフトウェア開発と関連性の高いSQLのスキルも判定したい』という要望が多く寄せられた」という。
システムインテグレータは「従来のアルゴリズム判定に加えてSQLを判定することで、より幅広い技術者の採用や教育に活用できる」としている。
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