ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、AIの学習を目的とした、コンピュータビジョンアプリケーションに向けたオーダーメイドの合成画像データセット「Unity Computer Vision Datasets」を提供する。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン(以下、ユニティ)は2021年4月21日、コンピュータビジョンアプリケーションのAI(人工知能)学習向け合成画像データセット「Unity Computer Vision Datasets」を提供すると発表した。
AI学習において合成画像データが重要なのは、既存のデータでは得られない特定のニーズや条件を満たすことができるからだ。プライバシー保護のために使えるデータが少ない、製品の発表前でデータが存在しないといった場合でもUnity Computer Vision Datasetsを使えば、学習データを用意できる。
Unity Computer Vision Datasetsは、「ドメインランダム化」という技術を用いて、アプリケーションの品質向上に向けた画像データを生成する。この技術を使えば、対象となるオブジェクトの位置や向きが異なる複数のデータを、照明やカメラアングルといった設定を変化させて出力できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.