開発者向けQ&Aサイト「Stack Overflow」が、2021年の年次開発者調査の結果を発表した。経験の浅い開発者の割合が増えていることやプログラミング言語ごとの年収、大規模開発者が好むWebフレームワークの種類などが分かった。
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Stack Exchangeが運営する開発者向けQ&Aサイト「Stack Overflow」は2021年8月2日(米国時間)、2021年の年次開発者調査「2021 Developer Survey」の結果を発表した。
2021年5〜6月に調査を実施し、181カ国の約8万3000人の開発者が回答した。調査結果のハイライトは次の通り。
今回の調査から、全体に経験の浅い開発者の割合が増えていることが分かったという。コーディング経験が10年未満の開発者が回答者全体の50%以上を占め、5年未満の開発者が35%以上を占めていた。
開発者の学習方法についても大きく進化しつつあることが分かった。18歳未満の開発者の間では、動画やブログのようなオンラインリソースの方が、書籍と学校を合わせたカテゴリーよりも人気が高い。この回答傾向は、他の年齢層には全く見られない。
また、回答者の60%近くが、オンラインリソースを使ってコーディング方法を学んでおり、若い回答者の方がオンラインコースやフォーラム、その他のオンラインリソースを使って学ぶ傾向にあった。一方、高い年齢層の回答者は、学校や書籍といった従来のメディアを用いて学習していた。
次に調査結果から、技術的な内容を紹介する。
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