クラウドエースは「データベースのExcel管理」に関する調査結果を発表した。「Microsoft Excel」をデータベースとして利用する企業の約7割がデータベースのクラウド化を実施したいと考えていた。
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クラウドエースは2022年4月27日、「データベースのExcel管理」に関する調査結果を発表した。これは、データベースやデータ管理に「Microsoft Excel」(以下、Excel)を利用している担当者を対象に実施し、101人から有効回答を得た。
データベースの管理にExcelを利用している理由について聞くと「運用しやすいから」との回答が最も多く、49.5%(複数回答、以下同)を占めた。次いで、「クラウド化が進んでいないから」が37.6%、「誰でも入力できるから」が29.7%、「Excel以外のツールに抵抗感がある」が26.7%だった。
Excelを利用しているときに経験したトラブルについて聞くと最も多いのは「以前のデータを復元できない」で36.6%(複数回答、以下同)だった。次いで「入力していたデータが削除されていた」(30.7%)、「最新のデータの共有に時間がかかる」(24.8%)、「最新のデータか分からない」(24.8%)などが挙がった。「ない」という回答は21.8%だった。
データベースのクラウド化に関する意向について聞くと「積極的に実施したい」と回答した人の割合が33.6%、「やや実施したい」が38.6%。それに対して「あまり実施したくない」は12.9%、「全く実施したくない」は3.0%だった。
「積極的に実施したい」「やや実施したい」と回答した人に、クラウド化できていない理由について聞くと「タスクが属人化している」(41.1%、複数回答、以下同)や「意思決定者の理解が得られない」(35.6%)、「クラウド化と新しい運用の負担」(30.1%)、「人員が不足している」(24.7%)、「スキルやノウハウが不足している」(24.7%)などの理由が挙がった。
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