Workdayは、DXに関する調査報告書を発表した。財務、人事、ITという3つの事業部門ごとに、新型コロナウイルス感染症が企業のDXの取り組みに与えた影響を調べた。
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Workdayは2022年5月20日、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する調査報告書「Closing the Acceleration Gap: Toward Sustainable Digital Transformation(デジタルアクセラレーションギャップを埋める:持続可能なデジタルトランスフォーメーションに向けて)」を発表した。
この調査は北米、欧州、アジア太平洋地域の13産業のシニアビジネスリーダーを対象に、財務、人事(HR)、情報技術(IT)という3つの事業部門で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が企業のDXの取り組みに与えた影響を調べたもの。1150人から有効回答を得た。
DXの課題について聞くと「財務や人事、IT部門のリーダーはDXの重要性を認識しているものの、デジタル戦略が常にビジネス需要に追い付いていない」と回答した割合は55%だった。
Workdayはこの結果について「デジタルアクセラレーション(デジタル化への取り組みの加速)のギャップが拡大しており、それに対応するために必要な技術やプロセスを上回る速さでビジネスニーズが変化している」と指摘する。こうしたデジタルアクセラレーションのギャップを解消するために、各事業部門のビジネスリーダーがどういった取り組みをしているか聞いたところ、次のような回答があった。
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